床田寛樹

床田寛樹選手のプロフィール

概要

床田寛樹（とこだ ひろき）は1995年3月1日に兵庫県尼崎市で生まれ、プロ野球選手として広島東洋カープに所属しています。主に投手として活躍し、左投左打のスタイルを持っています。

経歴

プロ入り前

床田の野球人生は小学校1年生の時に始まり、兵庫県の園田南キッドでプレイを始めました。その後、中学校時代には尼崎市立園田中学校で兵庫スターズというボーイズリーグのチームに所属。高等学校は大阪府箕面市の箕面学園高等学校で、エースとしてチームを引っ張りました。特に3年夏の大阪園芸高校戦では、自己最高の13奪三振を記録し、完封勝利を収めています。

大学は中部学院大学に進学。ここでは入学当初は130km/h程度だった球速が140km/h台に到達し、大学野球の明治神宮大会では後にプロ入りする今永昇太（横浜DeNA）と対戦。その後も成長を続け、大学通算27勝を挙げました。2016年のドラフトでは広島から3位指名を受け、契約金6000万円、年俸700万円で入団を果たしました。

広島時代

入団後の2017年はプロ入りから早速開幕ローテーション入りを果たし、初登板・初先発で3失点に抑える投球を披露しました。しかし、左肘に異常をきたし、手術を必要とすることに。復帰後も、2018年には二軍で復帰し、成長を見せました。

2019年には再び開幕ローテーションに戻り、プロ初の完投勝利やオールスターゲームへの選出など目覚ましい活躍。2020年は不調に見舞われましたが、2021年には月間MVPを受賞するなど、再び右肩上がりの活躍を見せました。

2022年は絶好調で、8勝を挙げるもシーズン途中で右足を骨折し、残念ながらその後の試合には出場できませんでした。2023年は怪我からの復帰を果たし、見事な投球で規定投球回数に到達。11勝を挙げ、防御率でもリーグ3位となるなど、チームのクライマックスシリーズ進出に貢献しました。2024年も期待される選手として活躍しています。

選手としての特徴

床田選手は最速152km/hのストレートに加えて、多彩な変化球（スライダー、ツーシーム、パームボールなど）を武器にしています。自らのバッティング技術にも自信を持っており、投手としての打撃にも貢献。オールスターゲームでの代打出場時には安打を記録するなど、その能力を示しています。

プライベート

彼は明るくユーモアに富んだ性格で知られており、野球談義に熱心です。ファンやチームメイトからの信頼も厚く、従姉妹には女子プロレスラーの翔月なつみがいます。自分の兄は大阪で経営者として成功を収めており、YouTubeチャンネルにも出演しています。

結論

床田寛樹選手はその卓越した才能とユニークな人柄で、ファンから愛される選手です。今後のさらなる成長が楽しみな存在です。

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