府屋駅

府屋駅（ふやえき）

府屋駅は、新潟県村上市府屋に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。新潟県内の駅としては最北端に位置し、全ての定期旅客列車、特急「いなほ」が停車します。ただし、臨時列車である「海里」は当駅を通過します。

歴史

1924年（大正13年）7月31日：羽越線の鼠ヶ関 - 村上間の開通に合わせて開業。
1965年（昭和40年）3月：現在の駅舎に改築。
1984年（昭和59年）1月20日：車扱貨物の取り扱いを廃止し、旅客駅となる。
1984年（昭和59年）2月1日：業務委託駅となる。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物の取り扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）新潟支社が駅を継承。
2022年（令和4年）3月11日：みどりの窓口の営業を終了。
2022年（令和4年）3月12日：終日無人化。

駅構造

2面3線のホームを持つ地上駅で、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線で構成されています。各ホームは跨線橋で連絡しています。かつては前田製管の専用線がありました。

現在は村上駅が管理する無人駅です。2022年3月12日のダイヤ改正までは、ジェイアール新潟ビジネスが業務を受託する業務委託駅として、みどりの窓口が設置されていました。駅舎内には自動券売機、待合室、トイレなどの設備があります。

のりば

各ホームの詳細は以下の通りです。

利用状況

過去の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

1965年度（昭和40年度）
1970年度（昭和45年度）
1975年度（昭和50年度）
2000年度（平成12年度）- 2020年度（令和2年度）

詳細な乗車人員データは省略します。

駅周辺

駅は旧山北町のエリアに位置し、周辺の府屋・大川谷地区はかつて役場が置かれていた中心部でした。2・3番線の西側には国道を挟んで日本海が広がります。かつて観光列車「きらきらうえつ」が停車していた際には、「羽越しな布」の体験施設である「さんぽく生業の里」への観光コースが用意され、団体客向けの無料送迎が行われていました。

バス路線

新潟交通観光バス勝木営業所の路線バスが「府屋駅前」バス停から発着しています。

勝木駅前・勝木営業所 行き
大毎 行き
雷 行き
中継 行き
寒川 行き

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線

勝木駅 - 府屋駅 - 鼠ケ関駅

※特急「いなほ」の隣の停車駅については、列車記事を参照ください。

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧
越後金丸駅（新潟県最東端の駅）
市振駅（新潟県最西端の駅）
妙高高原駅（新潟県最南端の駅）
新潟県道249号北中府屋停車場線

外部リンク

駅の情報（府屋駅）：JR東日本

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