庶路駅

庶路駅（しょろえき）

庶路駅は、北海道白糠郡白糠町庶路甲区に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）根室本線の駅です。電報略号は「ヨロ」、事務管理コードは▲110434、駅番号はK49となっています。

歴史

1901年（明治34年）7月20日：北海道官設鉄道の駅として開業。当時は一般駅でした。
1905年（明治38年）4月1日：官設鉄道に編入されました。
1971年（昭和46年）
8月1日：根室本線の昭栄信号場 - 新富士駅間がCTC化されました。
10月2日：貨物・荷物取扱いが廃止され、駅員無配置駅（簡易委託化）となりました。
1973年（昭和48年）11月10日：駅構内で貨物列車同士の正面衝突・脱線転覆事故が発生しました。
1976年（昭和51年）4月13日：駅構内で特急「おおぞら3号」が脱線転覆。10両編成のうち7両が脱線し、後部2両が横転する事故が発生しました。
1987年（昭和62年）
3月（日付不明）：交換設備が廃止されました。
4月1日：国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道（JR北海道）の駅となりました。
1992年（平成4年）4月1日：簡易委託が廃止され、完全無人化されました。

駅名の由来

駅名は、付近を流れる庶路川のアイヌ語名に由来する地名から名付けられました。

駅構造

単式1面1線ホームを持つ地上駅です。かつては相対式ホームで跨線橋も存在しましたが、現在は自由通路として使用されています。釧路駅が管理する無人駅で、ホーム上には列車接近案内があります。

利用状況

2011年から2020年までの乗降人員調査（11月の調査日）平均は、いずれも「10名以下」となっています。1日の平均乗降人員も同様に少ない状況です。

駅周辺

駅の南北には庶路の集落が広がっており、釧路市のベッドタウンとして住宅が増加傾向にあります。駅周辺には以下の施設があります。

国道38号
北海道道242号上庶路庶路停車場線
釧路警察署庶路駐在所
庶路郵便局
釧路白糠工業団地
庶路川
くしろバス「庶路駅前」停留所

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■根室本線

西庶路駅 (K48) - 庶路駅 (K49) - （東庶路信号場） - 大楽毛駅 (K50)

バス路線

くしろバス：白糠高校、釧路駅前、大楽毛駅前、市民病院(釧路市)方面への路線があります。
白糠町営バス：清和園、白糠高校方面への路線があります。

脚注

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

庶路｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

もう一度検索