新正駅

新正駅の概要

新正駅（しんしょうえき）は、三重県四日市市新正四丁目にある近畿日本鉄道（近鉄）名古屋線の駅で、駅番号はE22です。この駅は1975年7月20日に海山道駅から近鉄四日市駅間に新設され、以来地域交通の重要な拠点として利用されています。

歴史

新正駅は1975年に開業し、その後の2007年にはPiTaPaを導入しました。また、2014年12月には終日無人駅となり、無人運営に転換しました。これにより、利用者は自動改札機を通じて入退場することが可能となりました。

駅の構造

新正駅は高架構造で、築堤の上に相対式ホーム2面2線が設置されています。各ホームの有効長は3両分となっており、駅舎と改札口は線路の西側1階に配置されています。2階には階段を通じてアクセスができ、改札内には男女別の水洗式トイレも設置されています。無人駅であるため、近鉄四日市駅がこの駅の管理を行っています。

乗降人員

新正駅の乗降人員は年々変動があります。2024年11月12日のデータでは1,730人、2023年11月7日では1,629人の乗降がありました。過去のデータを見てみると、2022年には2,186人という高い利用者数を記録していますが、2021年には1,470人と、さまざまな要因によって人数は変動しています。これらの調査結果は、新正駅の利用状況を反映しており、実施された日の天候や行事などによっても影響を受けることがあります。

駅周辺

新正駅周辺にはバス路線が整備されていますが、直近の駅前には乗り入れがありません。三重交通が運営する「新正」停留所は、駅から約200mほど離れた国道1号沿いに位置しており、多様な目的地へのアクセスが可能です。また、高速バスは駅の北方約500mにある「新正車庫」停留所から発着します。

バス路線の詳細

「新正」停留所からは、笹川団地行きや県立医療センター行き、平田町駅行きなどの路線が運行されています。また、近鉄四日市・三重団地行きやJR四日市行きの路線も利用できます。「新正車庫」停留所からは、京都駅八条口行きや中部国際空港行きの高速バスが発着し、旅行客にも便利なスタート地点です。

隣の駅

新正駅の隣には、近鉄名古屋線の近鉄四日市駅（E21）と海山道駅（E22）があり、いずれも近鉄の通勤輸送の重要な役割を担っています。特に近鉄四日市駅は、より多くの乗客が利用する駅であり、都市交通が分岐する地点ともなっています。

まとめ

新正駅は四日市市における地域交通の要所として、多くの市民や訪問者に利用されています。無人駅ながら、子どもから大人まで手軽に利用できるような利便性が考慮されており、今後もさらなる利用促進が期待されています。

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