本橋麻里

本橋麻里について

本橋麻里（もとはし まり）は、1986年6月10日に北海道北見市で生まれたカーリング選手で、彼女は「マリリン」として多くのファンに親しまれています。オリンピックでの3回の代表経験を持ち、特に2018年平昌オリンピックでは日本カーリング史上初の銅メダリストとして名を刻みました。現在は選手活動を休止し、一般社団法人ロコ・ソラーレの代表理事としてチーム運営に専念しています。

成り立ちとカーリング経歴

本橋がカーリングに触れたのは12歳の頃、地元の常呂カーリング協会の初代会長に誘われたことからでした。カーリングの道を一歩踏み出し、経験を積む中で数々の大会で優れた成績を残しました。2000年には常呂町ジュニアカーリング選手権で優勝し、翌年には日本のジュニア選手権でも優勝を果たしました。また、2003年にはパシフィックカーリング選手権でも優勝し、名を馳せました。

2006年、トリノオリンピックでは日本女子カーリングチームの一員として参加し、7位に入賞しました。これによって彼女のキャリアが大きく花開く契機となりました。その後、チーム青森として数々の国内外の大会で優勝し続け、彼女の実力を証明しました。

代表的な成績と国際舞台での実績

本橋のオリンピックでの活躍は特に記念すべきものでした。2010年のバンクーバーオリンピックにも出場し、再度世界の舞台で戦いました。だが、彼女の最も光る瞬間は2018年の平昌オリンピックで訪れます。チームキャプテンとしてチームを支えた彼女は、見事に銅メダルを獲得し、冬季オリンピック史上初のママさんメダリストとなりました。

チーム運営への移行

2018年のオリンピック以降、彼女は選手としての活動を一時休止し、チームの運営に専念することを選びました。自らが設立した一般社団法人ロコ・ソラーレでは、選手たちを支える立場に回り、若手選手の育成やチームの発展に寄与しています。2019年には、地域活性化のための活動にも関与し、地域に貢献するための努力を続けています。

プライベートとメディアでの活動

本橋麻里は私生活でも充実した日々を送っています。2012年には一般人の男性と結婚し、2015年と2020年にはそれぞれ男児を出産しています。選手としての活動の合間には、テレビ番組やCMにも出演し、幅広いメディアでその存在感を発揮してきました。

終わりに

本橋麻里は、その卓越した技術と精神力で日本のカーリング界を牽引してきた選手です。彼女のキャリアは多くの若手選手への励みとなり、これからもカーリング界における彼女の影響力は続いていくでしょう。

もう一度検索