東日暮里

東日暮里（ひがしにっぽり）

東日暮里は、東京都荒川区に位置する町名で、一丁目から六丁目までが存在します。住居表示が実施されており、昔ながらの下町の雰囲気を残しつつ、近年は新しい建物も増え、暮らしやすいエリアとして注目されています。

地理

荒川区の南西部に位置し、日暮里駅の東側、三河島駅の南側に広がっています。北は荒川、北東は南千住、南は台東区根岸、南西は台東区谷中、西は西日暮里に接しています。このエリアは、下町的な雰囲気が色濃く残る地域として知られています。

地価

住宅地の地価は、以下のようになっています（2024年1月1日公示地価）。

東日暮里1-3-2：121万円/m2
東日暮里3-30-11：58万7000円/m2
東日暮里5-5-7：63万円/m2
東日暮里6-40-9：68万円/m2

場所によって地価に差が見られますが、都心へのアクセスが良いことから、比較的高い水準を維持しています。

歴史

東日暮里には、数々の歴史的な出来事がありました。

1909年：第二日暮里尋常小学校（現：第二日暮里小学校）が創立
1913年：町制施行により日暮里町となる
1916年：童謡『夕焼け小焼け』の作詞者、中村雨紅が第二日暮里尋常小学校の教師に
1918年：第三日暮里尋常小学校（現：第三日暮里小学校）が創立
1924年：写真家、木村伊兵衛が日暮里町で写真館を開業
1925年：大正の日暮里大火が発生
1926年：大火による焼失地域の土地区画整理事業が竣工
1927年：大火で焼失した第三日暮里尋常小学校の新校舎が竣工
1927年：大火による焼失区域に旭町1～3丁目の新大字が設置
1931年：俳優、小沢昭一の父が木村伊兵衛の写真館を借りて写真館を開業
2019年：東日暮里五丁目、六丁目が暴力団排除特別強化地域に指定

これらの歴史的な背景が、東日暮里の街並みに深みを与えています。

世帯数と人口

2024年4月1日現在の荒川区の発表によると、東日暮里の世帯数と人口は以下の通りです。
※詳細な数値は省略

学区

荒川区立小・中学校に通う場合の学区は、以下の通りです（2014年時点）。
※詳細な学区情報は省略

事業所

2021年経済センサス調査によると、東日暮里の事業所数と従業員数は以下の通りです。
※詳細な数値は省略

交通

東日暮里は、交通の便が良いエリアです。

鉄道
JR山手線・京浜東北線・常磐線：日暮里駅（西日暮里に所在）
京成電鉄京成本線：日暮里駅（同上）

町域内にはありませんが、常磐線三河島駅や都電荒川線、地下鉄日比谷線の駅も近隣にあります。
バス
都営バスが複数系統運行
道路
東京都道58号台東川口線（尾久橋通り）
東京都道306号王子千住夢の島線（明治通り）
東京都道313号上野尾竹橋線（尾竹橋通り）

これらの交通網により、都心へのアクセスが容易です。

施設

東日暮里には、様々な施設があります。

日暮里区民事務所
東京都立竹台高等学校
東京朝鮮第一初中級学校
荒川区立第二日暮里小学校
荒川区立第三日暮里小学校

その他

郵便番号：116-0014（集配局：荒川郵便局）

東日暮里は、下町の風情を残しつつ、生活に必要な施設が整った魅力的なエリアです。

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