松本和将

松本和将

松本和将（1979年 - ）は、岡山県倉敷市出身の日本のピアニストです。国内外で活発な演奏活動を展開し、その卓越した技術と音楽性で多くの聴衆を魅了しています。

プロフィール

松本は倉敷市中庄で育ち、幼少の頃からピアノに親しみました。その才能は早くから開花し、数々のコンクールで優秀な成績を収めました。特に2003年のエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門での第5位入賞は、彼の国際的なキャリアの幕開けとなりました。

ドイツ留学の経験から、ベートーヴェンやブラームスといったドイツ音楽を得意とする一方で、幼少期から親しんだショパンの作品にも造詣が深く、2009年からは3年連続でオールショパンプログラムによる全国ツアーを敢行。東京文化会館や浜離宮朝日ホールでのリサイタルはライブ録音され、「ショパンへのオマージュ」シリーズとしてリリースされています。

室内楽にも情熱を注ぎ、2010年にはヴァイオリニストの上里はな子、チェリストの向井航と共にピアノトリオを結成し、新たな音楽表現の可能性を追求しています。

受賞歴

第48回全日本学生音楽コンクール全国優勝
第67回日本音楽コンクール優勝、併せて増沢賞、金賞
ホロヴィッツ記念国際ピアノコンクール第3位
第53回ブゾーニ国際ピアノコンクール第4位
エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位
岡山県芸術特別顕賞
倉敷市芸術文化栄誉章
福武文化奨励賞
マルセン文化賞
エネルギア音楽賞

ディスコグラフィ

ライブシリーズ第6弾 月光 (2016年)
ライブシリーズ第5弾 熱情 (2014年)
上里はな子、松本和将 フランク、グリーグ:ヴァイオリンソナタ (2014年)
まつきとわたるとはなこのトリオ ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」 (2014年)
ライブシリーズ第4弾 子供の情景 (2013年)
ショパンへのオマージュⅢ ～苦悩から昇華へ (2012年)
ショパンへのオマージュⅡ ～時空を超えた会話 (2011年)
ショパンへのオマージュ ～誇り高き魂 (2010年)
ピアノのための後期ロマン派名曲集 上・下巻 (2009年)
静止した夢のパヴァーヌ (2005年)
2003エリザベート王妃国際コンクールの松本和将 (2004年)
アパッショナータ (2003年)
グランタンゴ(チェロ：趙静) (2003年)
展覧会の絵 (2002年)
モノローグ (2001年)
ヴォカリーズ (2000年)

師事

谷口厚子、芦田田鶴子、中島和彦、角野裕、御木本澄子、迫昭嘉、パスカル・ドヴァイヨンらに師事。

共演

プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、読売日本交響楽団など国内外の著名なオーケストラや、小林研一郎、クリスティアン・アルミンクといった著名な指揮者、イザベル・ファウスト、宮本文昭など、様々なソリストと共演しています。

外部リンク

松本和将公式ＨＰ
松本和将 (kazmatsuki) - note - note)
松本和将 (@kazmatsuki) - X（旧Twitter） - X（旧Twitter）)
松本和将 (@kazumasa.matsumoto0727) - Instagram - Instagram)
松本和将 (pianist.kaz) - Facebook - Facebook)
松本和将 - YouTubeチャンネル
公式ブログ「松本和将の疾走する喜びと哀しみ」
ビクターエンタテインメントによる公式ページ
テレビマンユニオンによる公式ページ
名古屋音楽大学教員紹介

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