松本市立病院

松本市立病院について

松本市立病院は、長野県松本市に所在する公立の総合病院です。元々は旧波田町によって運営されていましたが、合併を機に松本市へと運営が移管されました。地域医療の中核を担う病院として、幅広い診療科を備え、高度な医療を提供しています。

沿革

1948年10月1日：前身となる国保直営診療所が開設されました。
1985年4月1日：波田総合病院へと名称を改め、現在地に移転しました。
1997年10月13日：日本医療機能評価機構による認定を受けました。
2005年：地方公営企業法が全部適用されました。
2010年3月31日：松本市と波田町の合併に伴い、松本市立波田総合病院に名称が変更されました。
2012年4月1日：松本市立病院に名称が変更されました。

診療科目

松本市立病院では、以下の診療科を設けています。

産科
婦人科
内科
消化器内科
循環器内科
小児科
外科
脳神経外科
整形外科
泌尿器科
麻酔科
放射線科
眼科
耳鼻咽喉科
皮膚科
リハビリテーション科
消化器外科
形成外科
肛門外科
人工透析内科
健康管理科（人間ドック・脳ドック）
救急総合診療科
腎透析センター

このように、多岐にわたる診療科を有しており、地域住民の様々な医療ニーズに対応しています。

移転構想

病院の東側病棟と外来部門は、1985年に建設されたため老朽化が著しく、建て替えが検討されてきました。2012年4月から病院内で移転改築に関する検討が始まり、2018年3月には「松本市立病院建設基本計画」が策定されました。しかし、2014年度から4年連続で赤字決算となったため、経営改革が優先され、2018年8月に建設事業は一旦延期となりました。

その後、2019年度に黒字決算の見通しが立ったため、2020年6月に松本市議会で病院建設事業の再開が了承されました。2020年の「松本市立病院建設基本構想」では、新病院の名称は松本市立病院とするものの、新病院オープン前に再検討することとされました。移転候補地としては、波田中央運動広場や波田保健福祉センター周辺が挙げられています。

交通アクセス

アルピコ交通上高地線（通称：松本電鉄）波田駅から徒歩1分と、非常にアクセスしやすい場所に位置しています。
ぐるっとまつもと朝日波田線を利用する場合、松本市立病院バス停で下車するとすぐです。

関連情報

東京医科大学上高地診療所：プライマリ・ケアを越える詳細な検査等が必要な場合に、患者を受け入れる医療機関の一つです。

外部リンク

* 長野県 松本市立病院

松本市立病院は、地域住民の健康を支える重要な医療機関として、これからも地域医療に貢献していくことが期待されます。

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