松永駅

松永駅の概要

松永駅（まつながえき）は、広島県福山市松永町に所在する西日本旅客鉄道（JR西日本）の山陽本線の駅です。この駅は、旧・松永市の中心に位置しており、地域の重要な交通の拠点として機能しています。駅番号はJR-X16です。

歴史

松永駅は1891年11月3日に山陽鉄道の一部として開設され、初めて旅客と貨物の取り扱いを開始しました。当時の駅は広島県沼隈郡松永村に位置していました。開業から数年後の1893年には、広島側へ300メートル移設されました。

1906年には山陽鉄道が国有化され、その後、1909年には線路名称が制定され、正式に山陽本線の駅として認知されることになります。1968年には橋上駅舎に改築され、その後1971年には貨物取扱が廃止、1985年には荷物扱いも廃止されました。

1986年にはみどりの窓口の営業が始まり、1987年には国鉄の民営化に伴い、JR西日本の駅として新たなスタートを切りました。2007年にはICカード「ICOCA」の利用が可能となり、2011年にはエレベーターが設置され、バリアフリーへの取り組みが進みました。

2016年には改札口とホームに新しい発車標が導入され、2020年には駅ナンバリングが開始されました。2022年2月3日には、みどりの窓口の営業が終了し、次の日からは新たにみどりの券売機プラスが導入されました。

駅構造

松永駅は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線を有する地上駅です。駅舎は鉄筋コンクリート製の橋上に構築されており、使いやすい特徴を持っています。直営駅で、みどりの券売機プラスが設置されており、ICOCAなどのICカードを利用することができます。

のりば

• - 上り本線は1番のりば
• - 下り本線は3番のりば
• - 下り副本線である2番のりばは通常使用されませんが、ダイヤ乱れ時に使用されることがあります。

利用状況

近年の乗車人員は広島県統計年鑑に記載されており、乗客数は安定して推移しています。駅としての役割を果たしながら、地域の方々に利用されています。

駅周辺

松永駅の周辺には北口と南口があり、それぞれさまざまなバス路線が走っています。福山大学への直行バスはありませんが、福山駅からの便があります。

バス路線

• - 福山松永: 北口から約40メートルの地点にある教文ゼミナール松永駅前教室前には、オー・ティー・ビーの都市間高速バスが発着します。
• - オリオンバス: 新宿南口や東京駅鍛冶橋駐車場行きの夜行便が発着します。
• - 北口から約30メートルの地点には本郷・小原地区乗合タクシーの停留所があります。平日及び土曜日のみ運行される大西谷行きなどがあります。
• - 南口ロータリーでは鞆鉄道（トモテツバス）やおのみちバスの一般路線バスが利用可能です。

隣の駅

• - 山陽本線

- 備後赤坂駅 (JR-X15) - 松永駅 (JR-X16) - 東尾道駅 (JR-X17)

まとめ

松永駅は、長い歴史を持ちながら現代に合わせた設備を整え、地域の人々にとって利便性の高い交通の拠点プロとして存在し続けています。この駅を利用し、周辺の美しい街並みや観光地に訪れることは、訪問者にとっても素晴らしい体験となるでしょう。

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