武内則男

武内則男のプロフィール

武内則男（たけうちのりお）は、1958年 9月8日に生まれた日本の政治家で、立憲民主党に所属しています。彼は衆議院議員を1期、さらに参議院議員も1期務めた経歴を有します。

来歴

武内は高知県幡多郡三原村に生まれ、高知県立高知工業高等学校の土木科を1977年に卒業後、高知市役所に入職しました。2003年には高知市議会議員として初当選し、政界入りを果たしました。

2007年には第21回参議院議員通常選挙において、民主党公認候補として高知県選挙区から出馬し、自民党の現職である田村公平を破り当選を果たしました。その後、彼は旧日本社会党系の新政局懇談会に所属し、2012年には参議院厚生労働委員長に任命されました。2013年の第23回参議院議員通常選挙では再選を目指しましたが、自民党の新人である高野光二郎に敗れ、議席を失いました。

2017年の第48回衆議院議員総選挙では、立憲民主党の公認を受けて比例四国ブロックから出マし、再び選挙を勝ち抜きました。2018年 3月18日には立憲民主党高知県連が設立され、県連代表に就任しました。さらに同年6月には徳島県連の代表も兼任することとなりました。

2020年には次期衆議院選挙において高知1区からの立候補が決定し、同年8月に旧立憲民主党と旧国民民主党が合流し新党を結成した際には、枝野幸男の推薦人に名を連ねました。しかし、2021年の第49回衆議院議員総選挙では、自民党の中谷元に敗れ、比例復活も叶わず落選しました。

政策・主張

武内は日本国憲法第9条の改正に反対の立場を取り、緊急事態条項の創設も支持していません。アベノミクスに関しても評価しておらず、日本の原子力発電については「当面必要だが将来的には廃止すべき」との見解を示しています。また、カジノの解禁に対しては強く反対の意を表明しています。

武内は日本の核武装についても慎重な立場を取り、「将来にわたって検討すべきでない」との見解を示し、非核三原則に関しても「議論する必要はない」と述べています。女性宮家の創設には賛成の姿勢を持ち、LGBT差別の解消や性暴力被害者支援センターの設立、選択的夫婦別姓の導入、国政選挙へのクオータ制の実現を促進しています。

さらに、共謀罪（テロ等準備罪）の廃止を主張し、多様な社会の実現に向けて活動を続けています。

所属団体・議員連盟

武内は原発ゼロの会への所属、立憲フォーラムの呼びかけ人としても活動しています。加えて、在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を促進する議員連盟や、インクルーシブ教育を推進する議員連盟の事務局次長も務めています。これらの団体を通じて、政策の推進に尽力しています。

外部リンク

武内則男は、多様な政策を進めるため尽力している政治家として知られています。

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