河曲駅

河曲駅（かわのえき）は、三重県鈴鹿市木田町にある、東海旅客鉄道（JR東海）関西本線の駅です。駅番号はCJ14。鈴鹿川と浪瀬川に挟まれた場所に位置しています。

歴史

河曲駅は、もともと木田信号場として開設されました。しかし、鈴鹿市の発展を願う市民の声に応え、駅として昇格し、鈴鹿駅として開業しました。しかし、駅前に鈴鹿川が流れていたことや、市役所までの距離が遠かったことから、利用客は伸び悩みました。1972年には、1日の平均乗車人員が86人にまで減少しました。

その後、建設中であった国鉄（現：伊勢鉄道）伊勢線に、鈴鹿市の中心部である神戸地区に新駅（鈴鹿本町駅）が設置されることになり、この新駅が鈴鹿駅を名乗ることになりました。それに伴い、旧駅は地名から河曲駅に改称されました。

年表

1928年（昭和3年）7月1日：鉄道省関西本線の河原田 - 加佐登間に木田信号場として開設。
1949年（昭和24年）3月1日：鈴鹿駅に昇格。旅客・荷物の取扱いを開始。
1970年（昭和45年）10月1日：荷物扱いを廃止し、無人駅となる。
1973年（昭和48年）7月10日：伊勢線鈴鹿駅開業に伴い、河曲駅に改称。
1986年（昭和61年）
2月末頃：駅舎を解体。
3月20日：貨物列車の車掌車両（ヨ5000形）を改造した待合所を設置。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道（JR東海）の駅となる。
2019年（平成31年）3月2日：ICカード「TOICA」の利用が可能となる。

駅構造

島式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホーム間は構内踏切で繋がっています。亀山駅が管理する無人駅であり、かつては貨車を改造した待合所が下りホームの手前にありましたが、2008年頃に撤去されました。

のりば

	路線	方向	行先
-	-	--	--
1	CJ 関西本線	下り	四日市、名古屋方面
2	CJ 関西本線	上り	亀山、加茂方面

利用状況

三重県統計書によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。

年度	1日平均乗車人員

--	--

2016年	272人

2017年	277人

2018年	282人

2019年	289人

駅周辺

駅の南側には鈴鹿川、北側には浪瀬川が流れています。

川原田公園
山辺公園
鈴鹿市立神戸中学校
鈴鹿市立河曲小学校
C-BUS（鈴鹿市コミュニティバス）「JR河曲駅」停留所 - 庄内・神戸線

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）
CJ 関西本線

快速・区間快速・普通

河原田駅 (CJ13) - 河曲駅 (CJ14) - 加佐登駅 (CJ15)

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