津島淳

津島淳 (つしま じゅん)

津島淳（1966年10月18日生まれ）は日本の政治家であり、自由民主党に所属している衆議院議員です。彼はこれまでに4期の衆議院議員を務め、現在は衆議院財務金融委員長として活動しています。また、自由民主党青森県支部連合会長の役職も担っています。

経歴

津島淳は、外務省在フランス日本国大使館に務めていた父・津島雄二の影響で、1966年にフランスのパリで生まれました。しかし、わずか1歳で帰国したため、フランスでの生活についての記憶はありません。彼は千代田区立番町小学校、麹町中学校を卒業し、学習院高等科を経て1991年に学習院大学文学部国文学科を卒業しました。卒業後、関電工に入社し、14年間にわたり勤務。その後、父の秘書として政治の世界に入りました。

彼の政治家としてのキャリアは、2009年の第45回[[衆議院議員総選挙]]に出馬したことから始まります。父の後継として青森1区から出馬したものの、世襲に関する批判も受け、公認を得られず無所属で選挙に臨みましたが、敗北しました。しかし、2012年の第46回[[衆議院議員総選挙]]では自民党の公認を得て当選を果たしました。以降、2014年、2017年の選挙でも再選され、確固たる地位を築いています。

政治活動

津島淳は、自由民主党政務調査会厚生労働副部会長、また国土交通大臣政務官としても活躍し、法務副大臣にも就任しています。彼の政策は、消費税の引き上げに関しては必要性を認めつつも、その時期の先延ばしを主張しています。また、女性宮家への反対、選択的夫婦別姓制度についても反対の立場を取っています。さらに、靖国神社への首相の参拝については問題ないと考えており、たばこの規制については業種ごとの選択肢を提示しています。

人物・家族

津島淳は喫煙者であり、愛煙家の議員連盟「もくもく会」の幹事長を務めています。家族は著名人が多く、祖父は小説家の太宰治、母は太宰治の長女である津島園子です。政治家一家であり、父の津島雄二、叔母には作家の津島佑子がいます。こうした背景が彼の政治観にも影響を与えていると言えるでしょう。鉄道ファンとしての一面も持ち、公式ページには津軽鉄道の気動車の写真が掲載されています。

所属団体・議員連盟

津島は自民党たばこ議員連盟や日本会議国会議員懇談会、神道政治連盟国会議員懇談会といった団体に所属しており、議員活動の中で国の政策に積極的に関与しています。これらの活動を通じて、彼は日本の政治界において影響力を持つ存在となっています。

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