流通センター駅

流通センター駅

流通センター駅（りゅうつうセンターえき）は、東京都大田区平和島六丁目にあり、東京モノレール羽田空港線の駅です。駅番号はMO 04で、区間快速が停車します。この駅は平和島の中心にあり、東京流通センターに近い立地に位置しており、地域にとって重要な交通拠点となっています。

駅の歴史

流通センター駅は1969年12月15日に新平和島駅（しんへいわじまえき）として開業しました。その後、1972年1月8日に流通センター駅に改名されました。1982年には駅舎の改築が行われ、改札口の位置が変更されるとともに、雨天時の利便性向上のために屋根が6メートル延長されました。1983年には、駅員が常駐する駅となりました。さらに、1988年3月29日にはホームに上屋が設置されるなど、徐々に近代化が進みました。1998年には自動改札が導入され、2002年にはICカードSuicaの運用が開始されました。

2007年3月18日からは区間快速が停車するようになり、利用者の利便性が向上しました。

駅構造

流通センター駅は高架に位置し、相対式ホームが2面2線設置されています。改札口付近には売店とトイレがありますが、早朝や深夜には駅員が配置されない時間帯もあります。バリアフリー対応として、2006年8月から2007年2月にかけて、ホームとコンコースを結ぶエレベーターが設置されました。

乗り場情報

この駅ではホーム番号は特に設定されていません。朝の通勤時間帯や平日の夕方には、ここから始発となる浜松町行きの列車が運行されています。これは昭和島駅に接続する車両基地の位置関係によるもので、出庫した列車が直接当駅に戻るためです。

利用状況

流通センター駅の2024年度における1日平均乗降人員は約15,691人です。特に通勤客だけでなく、週末にはイベントが開催されるため、多くの一般乗客が利用しています。ラッシュ時には、当駅や近隣の天王洲アイル駅で多くの利用者が下車することが見受けられます。また、2004年に臨海斎場が開業したことから、流通センター駅はこの施設への最寄り駅としても重要な役割を果たしています。

駅周辺の施設

駅の周辺にはトラックターミナルや倉庫が数多くあり、物流の中心的な活動が見られます。また、大田市場やJR貨物の東京貨物ターミナル駅にも近接しており、地域の商業活動において重要な位置を占めています。

この地域には、以下のような施設も存在します。

• - 東京流通センター
• - 東京流通センター内郵便局
• - 平和島公園
• - 臨海斎場
• - 東京港野鳥公園
• - 大田市場（花き市場）
• - 環状7号線
• - 大田スタジアム
• - 京浜トラックターミナル

バス路線

駅の近くには「流通センター前」停留所があり、京浜急行バスが運行されています。バス路線は多岐にわたり、東方向の大田市場行きや、南方向のレジャーランド平和島行きなど、多数の路線が利用可能です。

参考情報

流通センター駅のローマ字表記はかつて「RYŪTSŪ SENTĀ」とされていましたが、1992年から「RYŪTSŪ CENTER」に改められました。

駅は東京モノレール羽田空港線の一部で、隣接する駅には大井競馬場前駅と昭和島駅があります。特に、空港快速列車は当駅を通過しますが、イベント開催時には臨時停車することがあります。

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