海浦駅

海浦駅

海浦駅（うみのうらえき）は、熊本県葦北郡芦北町大字海浦にある肥薩おれんじ鉄道線の駅です。駅番号はOR08です。

歴史

駅名の由来

駅名は、開業時の地名である葦北郡海浦村に由来します。「海浦」という地名は、「険しい山が海に迫る港」を意味し、「田浦」の対義語として用いられます。

年表

1959年（昭和34年）6月1日：国鉄鹿児島本線の駅として開業。開業当初は、普通列車の多くが通過していましたが、主にディーゼル列車が停車し、機関車牽引列車は通過していました。ただし、海水浴シーズンには停車していました。
1978年（昭和53年）10月2日：ダイヤ改正により、全ての普通列車が停車するようになりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR九州の駅となりました。
2004年（平成16年）3月13日：九州新幹線部分開業に伴う鹿児島本線（八代駅 - 川内駅間）の経営移管により、肥薩おれんじ鉄道の駅となりました。
2015年（平成27年）2月27日：駅前広場の整備工事が完了し、ホーム佐敷トンネル側に出入口が設置されました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、無人駅です。ホームには屋根付きのベンチ（簡易待合室）が設置されていますが、トイレは設置されていません。

鹿児島本線時代には、1955年に廃止された唐浜仮停車場、1965年に交換設備が設置された上田浦駅、薩摩大川駅を除いて唯一の棒線駅でした。

利用状況

（具体的な利用者数に関するデータは提供されていません）

駅周辺

駅は山と八代海に囲まれた狭い土地に位置し、駅の前後にはトンネルが続いています。海側には集落が広がり、海浦漁港が整備されています。また、国道3号が海沿いを通っており、産交バスの海浦停留所が設置されています。

山側には旧薩摩街道が通っており、駅から約1kmの場所には登録有形文化財である佐敷隧道があります。また、この地域ではミカン栽培も盛んに行われています。

主な周辺施設

覚円寺
海浦阿蘇神社
海浦簡易郵便局
国道3号
熊本県道56号水俣田浦線

登場作品

放課後ていぼう日誌: テレビアニメ版の第4話に登場する「山浦駅」のモデルとなりました。

隣の駅

肥薩おれんじ鉄道

■肥薩おれんじ鉄道線

肥後田浦駅（OR07）- 海浦駅（OR08）- 佐敷駅（OR09）

脚注

（特になし）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 海浦駅（各駅案内） - 肥薩おれんじ鉄道

もう一度検索