清武駅
清武駅
清武駅（きよたけえき）は、宮崎県宮崎市清武町船引に位置する、九州旅客鉄道（JR九州）日豊本線の駅です。宮崎市郊外の住宅地にあり、多くの学生が利用する駅として知られています。駅の事務管コードは▲940506です。
歴史
清武駅は1915年（大正4年）3月20日に、鉄道院により開設されました。当初は宮崎県営鉄道に貸し渡される形で運営が開始されました。
1916年（大正5年）10月25日：宮崎県営鉄道が国有化され、鉄道院の管轄となります。
1971年（昭和46年）10月4日：貨物取扱が廃止されました。
1978年（昭和53年）9月18日：自動信号化が実施されました。
1979年（昭和54年）9月25日：駅業務が委託化されました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道（JR九州）の駅となりました。
2015年（平成27年）11月14日：ICカード「SUGOCA」の利用が可能になりました。
2022年（令和4年）3月12日：簡易委託駅となりました。
2022年（令和4年）4月1日：宮崎支社発足に伴い、鹿児島支社から宮崎支社へ管轄が移管されました。
駅構造
清武駅は、島式ホーム1面2線と側線1線を有する地上駅です。駅舎は木造で、リニューアルされています。駅の近くにはトンネルと小型のトラス橋があり、特徴的な景観を形成しています。
駅業務は、シルバー人材センターが担当する簡易委託駅です。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能で、簡易SUGOCA改札機が設置されています。ただし、SUGOCAの販売は行っていません。駅には自動券売機とICカードチャージ機が設置されており、利便性が図られています。
のりば
利用状況
2023年（令和5年）度の1日平均乗車人員は602人です。
近年の一日平均乗車人員の推移は以下の通りです。
| 年度 | 1日平均乗車人員 |
|---|---|
| -- | -- |
| 2016年 | 611人 |
| 2017年 | 618人 |
| 2018年 | 634人 |
| 2019年 | 655人 |
| 2020年 | 549人 |
| 2021年 | 560人 |
| 2022年 | 602人 |
駅周辺
駅周辺には、宮崎大学医学部（旧宮崎医科大学）、宮崎国際大学、宮崎学園短期大学、宮崎県立看護大学などがあり、学生が多く居住する宮崎市の郊外住宅地となっています。かつては旧町役場に近いものの、市街地の中心が加納駅周辺に移ってからは、寂れた雰囲気となっていましたが、近年駅の近くに「クロスモール清武」が開業したことにより、買い物客で賑わうようになりました。
安井息軒旧宅
クロスモール清武
宮崎市役所 清武総合支所（旧・清武町役場）
清武町文化会館
清武郵便局
宮崎県建設技術センター
宮崎学園短期大学
宮崎国際大学
宮崎大学清武キャンパス
宮崎大学医学部附属病院
宮崎県立看護大学
ラピスセミコンダクタ宮崎工場
SUMCO TECHXIV宮崎工場
宮崎市清武総合運動公園 - オリックス・バファローズキャンプ地。
バス路線
駅前とその付近には、宮崎交通の停留所が2ヵ所あります。
「清武駅」停留所
バス待機所としての機能が主となり、バスの発着は1日1本のみです。
「清武駅前」停留所
駅前通りを東向きに直進した信号付近にあります。
南向き：宮崎大学・大学病院方面
北向き：加納、宮崎女子短期大学・宮崎国際大学（※「短大前」停留所が最寄り）、宮崎県立看護大学（※「県立看護大学」停留所が最寄り）方面
隣の駅
九州旅客鉄道（JR九州）
■日豊本線
特急「きりしま」一部停車駅
普通
加納駅 - 清武駅 - 日向沓掛駅
脚注
関連項目
日本の[[鉄道駅]]一覧
外部リンク
* 清武駅（駅情報） - 九州旅客鉄道
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