熱川バナナワニ園

熱川バナナワニ園の概要



熱川バナナワニ園は、静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本に位置する動植物園です。この園は1958年に開園し、熱川温泉の恵みによって多様な動植物を飼育しています。数多くのワニ熱帯植物が見られ、子供から大人まで楽しめる観光スポットとして知られています。

ワニ熱帯植物の豊かな環境



熱川バナナワニ園は、動植物を飼育するための最適な環境を提供しています。ここでは、熱川温泉の熱を利用して、約17種類、約140頭のワニを飼育しています。飼育されている種の中には、シロワニとして知られるイリエワニのアルビノ個体も含まれており、大変貴重です。このように多様なワニが見られる場所は、国内でも特に珍しい存在です。

また、日本で唯一ニシレッサーパンダの飼育・繁殖を行っており、訪れる人々にとって特別な体験を提供しています。アマゾンマナティーやオオバタン、フラミンゴ、ゾウガメなど、魅力的な動物たちが多数展示されています。植物に関しても、約5000種の熱帯植物が栽培されており、その中には約20種類のバナナも含まれています。

館内の構成と特徴



熱川バナナワニ園は本園と分園の2つの主要な展示施設から構成されています。本園には、ワニを中心に様々な動物が飼育されており、熱帯植物も楽しむことができます。特に様々な温室が用意されており、熱帯花木や食虫植物、ブロメリアなど色とりどりの植物が展示されています。

分園は、本園から約500メートル離れた場所にあり、熱帯性花木や果実が展示されています。訪問者は無料送迎バスを利用することができるため、アクセスも簡単です。さらに、分園ではフラミンゴやトキの放鳥ケージ、アルダブラゾウガメも見ることができ、多彩な体験ができる場となっています。

アクセスと便利な情報



熱川バナナワニ園へのアクセスは、伊豆急行伊豆熱川駅から徒歩わずか1分ととても便利です。また、車を利用する場合、東名高速道路厚木インターチェンジから約2時間30分で到着します。いずれの施設も無料駐車場が完備されているため、車での訪問も快適です。

特別なイベントと記念



この園では、1977年に天皇・皇后の行幸があり、さまざまなメディアでも取り上げられています。特に日本テレビの「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」では園を訪れたことがあり、面白いエピソードとして語られています。また、数々の年を経て、2020年にみうらじゅん賞を受賞するなど、その存在感を年間通して示しています。

まとめ



熱川バナナワニ園は、ワニの飼育と熱帯植物の観察を同時に楽しめる貴重な場所です。家族連れや動物好きにとって、訪れる価値のあるスポットであり、様々な動植物との出会いが待っています。静岡県を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。