玉光堂

株式会社玉光堂：総合エンタテインメントカンパニー

株式会社玉光堂は、音楽・映像ソフトのリテール事業を主軸に、多岐にわたるエンタテインメント事業を展開する企業です。ディスク製造から出版、物流、セールスプロモーション、知育玩具、卸売、印刷、プラスティック成型まで、幅広い分野で事業を展開しています。特に、音楽映像ソフトリテール事業においては、東日本・北海道を中心に「玉光堂」「バンダレコード」「ライオン堂」の屋号で店舗を展開し、地域に根ざした音楽文化の発信地としての役割を担っています。

本社は東京都墨田区に構え、札幌支店をはじめ、山梨県、群馬県にプレス・加工工場、千葉県に物流センターを配置。2022年4月には持株会社として株式会社玉光堂ホールディングスが設立され、グループ全体の経営戦略を強化しています。

概要

玉光堂の歴史は、CD市場の変遷とともに変化を遂げてきました。2002年2月に株式会社メディアリンクスが設立され、2018年9月には北海道小樽市創業の老舗CDショップチェーンである株式会社玉光堂を子会社化。2019年3月にはメディアリンクスが玉光堂を吸収合併し、社名を株式会社玉光堂に変更しました。

2019年現在、CDショップは「玉光堂」の屋号で18店舗、「バンダレコード」他の屋号で33店舗を運営し、CD・DVDなどの通信販売をAmazon、Yahoo!、楽天などのオンラインストアで展開しています。実店舗とオンラインストアを組み合わせた販売戦略で、多様な顧客ニーズに対応しています。

沿革

玉光堂は、北海道小樽市で創業した老舗企業ですが、近年のCD市場の縮小に伴い、複雑な歴史を辿っています。

1942年8月 - 玉光堂（初代）を創業。
1951年6月 - 玉光堂が株式会社へ改組。
2002年2月 - 株式会社メディアリンクスを設立。
2007年11月 - 玉光堂が株式会社星光堂の子会社となる。
2014年 - 玉光堂が株式会社バンダレコードを吸収合併。
2018年3月 - 株式会社星光堂が会社分割し、株式会社ハピネットが設立した株式会社星光堂マーケティング（現・株式会社ハピネット・メディアマーケティング）へ業務を移管。その後、星光堂は株式会社板橋開発へ商号変更後、2018年12月に解散決議し清算。
2018年6月 - 株式会社メディアリンクスが100％出資で株式会社玉光堂（2代目）を設立。株式会社星光堂マーケティングから玉光堂事業の業務を承継。
2019年1月 - 株式会社玉光堂（初代）の特別清算開始。
2019年1月 - 株式会社玉光堂（二代目）が商号を株式会社小樽管財へ変更。
2019年3月 - 株式会社メディアリンクスが株式会社小樽管財の業務を継承、商号を株式会社玉光堂（三代目）へ変更。
2019年6月 - 株式会社小樽管財の特別清算開始。

店舗一覧

玉光堂は、北海道から本州にかけて様々な店舗を展開しています。CDショップ、楽器店、リユースショップ、iPhone修理ショップなど、多様な形態で顧客ニーズに応えています。

玉光堂 (CDショップ&楽器店)

玉光堂MEGAドン・キホーテ函館店
小樽本店
四丁目（札幌市中央区）
イオン
千歳
江別
岩見沢
帯広
釧路
北見
イオンモール札幌発寒
イオンモール旭川駅前
イオンモール釧路昭和
帯広イトーヨーカドー
カテプリ新さっぽろ
イオンモール奈良登美ヶ丘
セレオ甲府

バンダレコード (CDショップ&楽器店)

さくら野百貨店弘前店
矢巾店
福島西道路店
所沢本店
本川越ペペ
ステラタウン大宮
イオン（仙台中山・東根・福島）
イオンモール富谷
イオンモール石巻
イオンモール利府
イオンモール名取
LIVIN田無
イオンモール土浦
イオンモールつくば
新所沢パルコ
ららぽーと海老名
ららぽーと湘南平塚
ららぽーと新三郷
イオン板橋
イオンモール新瑞橋
イオンモール名古屋茶屋
イオンモール長久手
イオン金沢八景
三島
イトーヨーカドー赤羽店
イオンマリンピア
綾瀬タウンヒルズ
テラスモール松戸

ライオン堂 (CDショップ)

高宮

買取専門店 玉光堂 (リユースショップ)

旭川2・7ビル店
札幌四丁目店
長野駅前店
松本ライオン堂店
ドン・キホーテ柏駅前店

スマホファクトリー (iPhone修理ショップ)

札幌四丁目店
旭川2・7ビル店
長野駅前店
松本ライオン堂店
ドン・キホーテ柏駅前店

オンラインストア

玉光堂 - Amazon FBA
フェリスタ - 楽天、ヤフー、Amazon
バンダレコード - ヤフー、ポンパレモール、Wowma、Wowma for au、Amazon

エピソード

TBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』でCMが流れたことがあります。これは番組のコーナー「今年一番売れてないCD」を調べる際、玉光堂が協力したお礼として実現しました。

玉光堂は、音楽文化を支える企業として、これからも様々な形でエンタテインメントを発信し続けていくでしょう。

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