石井ぜんじ

石井ぜんじ

石井ぜんじは、日本のゲームライター、編集者として知られています。神奈川県小田原市出身。

来歴

石井氏は学生時代からゲームに熱中し、慶應義塾大学経済学部に入学するも中退。

同時期に、アーケードゲーム専門誌として知られる新声社発行の『ゲーメスト』にて、カプコンの『魔界村』の攻略記事を執筆したことがきっかけで、同誌に携わることになります。その後、『ゲーメスト』の編集長に就任。

『ストリートファイターII』の爆発的なヒットとともに、『ゲーメスト』も発行部数を大きく伸ばし、その勢いに乗って石井氏は新声社の社員となりました。

しかし、1999年春頃に新声社を整理解雇。その後はフリーライターとして独立し、『ゲーメスト』が廃刊となるまで同誌に携わっていました。

参加作品・著書

石井氏は、雑誌、書籍、漫画、ゲームなど、幅広い分野で活躍しています。

雑誌

『ゲーメスト』（1986 - 1999年、新声社）
『VE(VIDEOGAME EXPLORER)』Vol.01 - 03（2017 - 2019年、standards）※電子書籍

書籍

『石井ぜんじを右に! 〜元ゲーメスト編集長コラム集〜』（2015年1月31日、ホビージャパン）
『ゲームセンタークロニクル 1972-2017』（2017年3月23日、standards）
『ゲームに人生を捧げた男たち』（2020年5月29日、standards）
『ライトノベルの新潮流』（2021年12月24日、standards）
『グレート・セブン・ゲームズ』（2023年2月21日、standards）太田祥暉、松浦恵介との共著
『ゲームセンターを10倍おもしろくした本!』（2025年2月18日、standards）

漫画

『龍虎の拳』全1巻（1994年、新声社） - 原作担当。作画は天獅子悦也。
『龍虎の拳2』全2巻（1995年、新声社） - ストーリー協力担当。作画は天獅子悦也。

ゲーム

『スコルピウス』（X68000、1991年、新声社）
『速攻生徒会 Sonic Council』（セガサターン、1997年12月22日、バンプレスト）- 基本システム構築などを担当。

出演

ゲーム
『対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン』（彩京、1999年） - ジャンメスト 役
テレビ
『chouchou』 - アーケードゲーム史（テレビ朝日、2018年3月4日）
『X年後の関係者たち』 - #9“SEGA アーケードゲーム”（BS-TBS、2022年2月1日）


石井ぜんじは、ゲーム業界の黎明期から現在に至るまで、様々な形でゲーム文化の発展に貢献してきた人物と言えるでしょう。

外部リンク

石井ぜんじ (@zenji1) - X（旧Twitter）

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