石見横田駅の概要
石見横田駅(いわみよこたえき)は、
島根県益田市の神田町に位置している
西日本旅客鉄道(JR西日本)
山口線の駅です。
歴史
この駅は、
1923年4月1日に
鉄道省の一部として開設され、当初は
山口線の
津和野駅と石見
益田駅(現在の
益田駅)間の新しいルートに対応するために設立されました。その後、
1981年12月1日には貨物の取り扱いを終了し、
1984年2月1日には荷物の扱いも廃止され、完全に
無人駅となりました。さらに、
1987年4月1日に国鉄からJRに移行した際も、石見横田駅はそのままJR西日本の駅となりました。
駅の構造
石見横田駅は、相対式ホーム2面と2線を備えた
地上駅です。駅舎は下りホーム側に設置されており、両ホームは構内踏切を通じて接続されています。管理は
新山口駅が行う
無人駅として運営されていますが、上りホームには
待合室が設けられており、利用者が安心して待つことができます。また、駅内には
雨量計も設置されており、周辺の天候情報を把握することができます。
のりば
駅の構内放送では、駅舎反対側の上り線ホームが1番乗り場、駅舎側の下り線ホームが2番乗り場として案内されています。下り線では両方向への進入と出発が可能です。なお、1983年7月の集中豪雨時には、当駅で折り返し運転が行われたことがあります。
利用状況
2020年度のデータによると、石見横田駅の1日平均乗車人員は12人でした。これは、過去のデータと比べて減少傾向にあることを示しています。
2004年度には38人、
1994年度は82人、
1984年度には最大135人の乗客が利用していました。これらの数値から、駅の利用状況の変遷が明らかになります。
駅周辺
石見横田駅の周囲は自然に囲まれ、地域の風景に溶け込んでいます。近隣には住宅地や農地があり、のどかな田舎の風情を感じさせます。駅の利用者は、地元住民や観光客が中心で、静かな環境を求める人々にとって貴重な交通手段となっています。
隣の駅
石見横田駅の周りには、以下の駅があります。
参考資料
石見横田駅についての詳しい情報は、様々な統計資料や参考文献を元にまとめられています。
また、JRおでかけネットでは、石見横田駅に関する最新の情報が提供されています。