社台駅

社台駅は、北海道白老郡白老町字社台に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）室蘭本線の駅です。駅番号はH22、電報略号はシタ、事務管理コードは▲130322となっています。

歴史

社台駅は、1907年（明治40年）に帝国鉄道庁の社台信号所としてその歴史をスタートさせました。その後、1909年（明治42年）には貨物駅に昇格し、社台駅として正式に開業しました。1917年（大正6年）からは旅客および荷物の取り扱いも開始し、地域の交通拠点としての役割を担ってきました。

しかし、時代の流れとともに駅の機能も変化し、1961年（昭和36年）には貨物取り扱いが廃止されました。1980年（昭和55年）には跨線橋が設置されたものの、同時期に荷物取り扱いも廃止され、無人化と簡易委託駅化が行われました。その後、1981年（昭和56年）には駅舎が改築され、1984年（昭和59年）には簡易委託も廃止され、完全な無人駅となりました。1987年（昭和62年）の国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道（JR北海道）に継承され、現在に至ります。

駅名の由来

駅名の由来は、アイヌ語の「サタイペッ（sa-tay-pet）」（前の[浜側の]・林の・川）に由来するとされていますが、明確な語源は特定されていません。

駅構造

社台駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。現在は無人駅となっており、特徴的な2段屋根の駅舎が残っています。

のりば

ホームは以下の通りです。

1番線：室蘭本線（上り）
2番線：室蘭本線（下り）

利用状況
近年、1日の平均乗降人員は減少傾向にあります。

駅周辺

駅周辺には、いくつかの牧場が点在しており、のどかな風景が広がっています。主な施設としては以下のものがあります。

国道36号
社台郵便局
別々川
社台牧場
習志野牧場
白老ファーム
道南バス「社台」停留所

その他

社台駅から沼ノ端駅手前までの区間は、非常に長い直線区間となっています。実際には白老駅との間から直線区間が始まり、その総延長は28.7kmにも及びます。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■室蘭本線
* 白老駅 (H23) - 社台駅 (H22) - 錦岡駅 (H21)

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