稚内市立ノシャップ寒流水族館

稚内市立ノシャップ寒流水族館について

稚内市立ノシャップ寒流水族館は、北海道稚内市に位置する水族館で、日本最北端にあります。隣接する稚内市青少年科学館とともに、この地域を代表する教育・観光施設として親しまれています。

展示生物

この水族館の最大の特徴は、北方系の水生生物を多く展示していることです。稚内市周辺の海に生息する魚類や、寒冷な環境に適応した様々な生物を見ることができます。展示されている生物は約120種、1300点にものぼり、その多様性は見る人を飽きさせません。

特に見どころは、水量80トンの回遊水槽です。ここでは、イトウ、ソイ、カレイ、ホッケ、オオカミウオなどが悠々と泳ぎ回り、迫力ある光景を間近で観察できます。また、飼育数日本最大級のゴマフアザラシや、愛らしいフンボルトペンギンも人気を集めています。

その他にも、ニシン、ウニ、タコ、クリオネといったユニークな生物から、デンキウナギやドクターフィッシュ、熱帯魚まで、幅広い種類の生物が展示されています。過去には、日本で唯一マユダチペンギンが飼育されていたこともあります。

開館時間と入館料

開館時間は季節によって異なります。

夏期間（4月29日から10月31日）: 午前9時から午後5時まで（入館は午後4時40分まで）
冬期間（11月1日から11月30日、翌年2月1日から3月31日）: 午前10時から午後4時まで（入館は午後3時40分まで）

冬期間は、特に午後3時を過ぎると日が暮れるのが早いため、注意が必要です。

入館料は以下の通りです。

一般（高校生・大人）: 500円
小中学生: 100円
* 団体（20名以上）: 一般400円、小中学生80円

休館日は、4月1日から28日、12月1日から翌年1月31日です。

アクセス

宗谷バスを利用し、稚内駅バスターミナルからノシャップ方面へ向かうことでアクセスできます。駐車場も40台分用意されています。

その他の情報

水族館周辺には、野寒布岬などの観光スポットもあり、合わせて楽しむことができます。

この水族館は、北の海の生き物たちの生態を学ぶ上で貴重な場所であり、多くの人々に愛されています。ぜひ、足を運んでみてください。

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