羽前水沢駅

羽前水沢駅（うぜんみずさわえき）

羽前水沢駅は、山形県鶴岡市大広に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。かつては日本貨物鉄道（JR貨物）も乗り入れていましたが、現在は旅客駅として地域の方々に利用されています。

歴史

1926年（大正15年）9月5日：国有鉄道羽越本線の駅として開業しました。当時は一般駅として、旅客だけでなく貨物の取り扱いも行っていました。
1972年（昭和47年）9月1日：専用線発着を除く貨物の取り扱いが廃止されました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物の取り扱いも廃止され、旅客輸送に特化していきます。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となりました。
1988年（昭和63年）3月13日：コンテナ貨物の取り扱いを開始し、貨物輸送が一時的に復活しました。
2013年（平成25年）10月：新駅舎の使用が開始され、駅の雰囲気が一新されました。
2014年（平成26年）5月ごろ：貨車によるコンテナ貨物の取り扱いが終了し、再び貨物輸送は行われなくなりました。
2020年（令和2年）2月ごろ：専用線への分岐器が撤去されました。

駅構造

地上駅で、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有しています。駅舎は構内東側の単式ホームに隣接しており、島式ホームへは跨線橋で連絡しています。各ホームの線名は以下の通りです。

1番線：上り本線
2番線：中線
3番線：下り本線

現在は酒田駅が管理する無人駅となっています。

のりば

各ホームの発着方面は以下の通りです。

ホーム	路線	方向	行先
--	-	---	-----
1	羽越本線	上り	新津・新潟方面
2	羽越本線	(一部列車)	(待避などに使用)
3	羽越本線	下り	酒田・秋田方面

貨物取扱・専用線

かつてはJR貨物の駅として、専用線発着のコンテナ貨物や車扱貨物を取り扱っていました。特に、駅北東に位置する水澤化学工業水沢工場への専用線があり、12フィートコンテナやタンクコンテナによる製品・化学薬品の輸送が行われていました。しかし、2014年（平成26年）5月ごろにトラック輸送へ切り替えられたため、鉄道貨物輸送は終了しました。

その後、羽前水沢駅はオフレールステーション（羽前水沢オフレールステーション）として扱われ、酒田港駅との間にトラック便が運行されていましたが、2017年（平成29年）3月31日をもって廃止されました。

過去には、安中駅から濃硫酸がタンク車で到着していましたが、タンクコンテナ化に伴い、2008年（平成20年）に廃止されています。

利用状況

近年は利用者が減少傾向にあります。

駅周辺

水澤化学工業水沢工場
国道7号
羽前水沢郵便局

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線

三瀬駅 - 羽前水沢駅 - 羽前大山駅

脚注

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

駅の情報（羽前水沢駅）：JR東日本

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