郡上市図書館

郡上市図書館の概要

郡上市図書館（ぐじょうしとしょかん）は、岐阜県郡上市にある公共図書館の総称です。2022年現在、本館1つ、分館1つ、分室5つの合計7つの施設から構成されています。

歴史と背景

この図書館は、2004年3月1日に発足した郡上市の創立とともに設立されました。郡上郡にある7つの町村（八幡町、大和町、白鳥町、高鷲村、美並村、明宝村、和良村）が合併した際に、それぞれの図書館や公民館の図書室が統合され、現在の形となりました。設立当初、郡上市中央図書館は白鳥に位置し、八幡に地区館がありましたが、2022年には本館（白鳥）、分館（八幡）、そして大和、高鷲、明宝、和良に分室が設置されました。2019年度の時点での総蔵書数は269,400冊にのぼります。

施設の概要

本館

本館は白鳥ふれあい創造館の1階に位置し、通称「郡上市図書館」として親しまれています。2020年度の蔵書は116,960冊に達し、延床面積は953平方メートルです。この施設は、1986年に公民館図書を地域の17箇所の民家に配置して「本のある家」として始まり、その後1994年に白鳥町図書館として正式に開館しました。

利用案内

• - 開館時間: 火曜日から金曜日は10:00〜18:00、土・日曜日は9:00〜17:00、11月から2月の火曜日から日曜日は9:00〜17:00
• - 休館日: 毎週月曜日、祝日（目的が月曜日の場合はその翌日）、資料整理日（毎月第4金曜日）
• - 貸出条件: 1人あたり10点まで、期間は14日間です。

八幡分館

郡上市総合文化センターの1階と2階に位置し、2020年度の蔵書数は64,224冊で、延床面積は637平方メートルです。八幡町における図書室の歴史は1949年にまで遡り、1988年に現在の八幡町図書館が開館しました。

大和分室

大和生涯学習センター内にあり、2020年度の蔵書数は27,795冊です。旧・大和町では1947年から図書室が設置されており、76年に合併後、民センター内に図書室を開設しました。

高鷲分室

郡上市高鷲町にあるこの分室は、延床面積は約23,323冊を所蔵しています。1981年に始まった図書室は、1996年に移転し現在の場所に2014年に設立されました。

美並分室

日本まん真ん中センターに所在し、2020年度の蔵書数は22,715冊です。美並村では1955年から図書館活動が始まり、1972年に現地に移転しました。

明宝分室

明宝コミュニティセンター内のこの分室は、6,289冊の蔵書を誇り、1972年に図書室が開設され、その後1995年にセンター内に移転しました。

和良分室

和良町民センター内に位置し、7,757冊の蔵書が揃っています。1981年から図書室が併設され、今に至ります。

交通アクセス

本館へのアクセスは、長良川鉄道越美南線の美濃白鳥駅から徒歩約5分の距離にあり、周辺には美濃白鳥駅、白鳥郵便局、岐阜県立郡上北高等学校などの施設もあります。

参考文献

複数の文献を参考に、郡上市図書館の歴史や利用方法を紹介してきました。地域に密着した文化的な場として、訪れる人々に多くの知識と情報を提供しています。

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