鈴芽

鈴芽（すずめ）

鈴芽は1998年11月27日に誕生した日本のプロレスラーで、東京女子プロレスに所属しています。彼女のプロレス人生は2019年に始まり、以来、多くの試合と歴史的な瞬間を築いてきました。

経歴の始まり

鈴芽は2019年4月6日の王子BASEMENT MONSTAR大会で「練習生イズミ（仮）」としてデビュー。練習生期間を経て、同年8月25日に後楽園ホールで正式にデビューを果たしました。デビュー戦では同期の舞海魅星と共にパートナーとして戦い、観客の前に姿を現しました。

成長と挑戦

2020年1月4日の後楽園ホール大会では、対戦相手の汐凛セナに勝利し、自力での初勝利を飾りました。この勝利を機に彼女は徐々に存在感を増し、同年9月には同期の舞海魅星とタッグ名「BeeStar」を結成しました。

2021年には更なる挑戦が続き、5月4日の大会でプリンセスタッグ王座に挑むも敗北。しかし、次回の対戦ではデビュー戦の相手である中島翔子＆里歩と約2年ぶりに再戦を果たしました。

さらなる飛躍

2022年は、新しい挑戦の年でもありました。4月には遠藤有栖とタッグを組み、プリンセスタッグ王座に再挑戦しますが、結果は敗戦に終わりました。5月には新宿FACEにて独立団体の試合にも出場し、さらなる経験を積みました。

また、2024年3月31日の両国国技館大会では、水波綾と愛野ユキの持つプリンセスタッグ王座に挑戦。見事に勝利を収め、第16代の王者に輝きました。

人物紹介と哲学

鈴芽がプロレスを志したきっかけは友人の紹介で観戦した東京女子プロレスでした。特に辰巳リカに憧れ、彼女のような存在になることを目指して努力を重ねました。地元の仕事を辞めて上京し、練習生としての厳しい期間を乗り越えてデビューしました。

リングネーム「鈴芽」の由来は、スズメではなくスズメバチのイメージから来ています。彼女は「芽が出て育っていく」ことに加え、「スズメバチの強さや危険さ」を象徴する名前だと語っています。

技とスタイル

鈴芽はその独自のスタイルや技が特徴です。主なフィニッシャーであるRKOを「リング・ア・ベル」とし、相手を瞬時に倒す技術を持ちます。他にもスリーパーホールドや「ミカヅキ流星群」といったダイビングボディアタックがあります。

特に注目すべきは、ドロップキックやヘッドシザーズ・ホイップなど、多彩な技を駆使し、観客を楽しませるスタイルです。また、十字架固めに関しては、2022年の東京プリンセスカップで先輩に勝利をもたらした一手となりました。

タイトルと音楽

鈴芽は2024年に第16代プリンセスタッグ王者となり、その名声をさらなる高みへと押し上げました。入場曲は「SPRING」で、彼女の登場をより印象的なものにしています。

鈴芽は今後もプロレス界でその名を刻んでいくことでしょう。彼女の進化と挑戦から目が離せません。

もう一度検索