青山美夏人

青山 美夏人 プロフィール

青山美夏人（あおやま みなと）は、2000年7月19日生まれで神奈川県横須賀市にルーツを持つプロ野球選手です。現在は埼玉西武ライオンズで投手として活躍しており、右投・右打のスタイルです。

経歴

プロ入り前

青山は幼少期から野球に魅了され、横須賀市立城北小学校3年生のときに地元の少年野球チームに参加し、本格的にプレーを始めました。その後、横須賀市立衣笠中学校では硬式野球クラブチームの横須賀シニアで技術を磨きました。高校は横浜隼人高等学校に進学し、2年生の秋からエースとしてチームを引っ張りました。しかし、高校時代には甲子園大会への出場は果たせず、3年生の夏には南神奈川県大会で初戦敗退という悔しさを味わいました。

その後、亜細亜大学に進学し、1年秋からベンチ入り。当初は地道に成長し、2年秋のリーグ戦では防御率1位を記録するなど輝かしい成績を残しましたが、3年目には右肩の炎症で悩まされ、苦労しました。4年目には復帰し、春のリーグ戦で6勝を挙げ、MVPやベストナインを受賞。また、ハーレムベースボールウィークでは日本代表に選ばれるなど、大学時代に着実に力を付けていきました。

2022年10月3日、プロ志望届を提出し、埼玉西武ライオンズからドラフト4位で指名を受けました。担当スカウトは竹下潤氏です。

西武時代

プロ入りした2023年、青山は春季キャンプをA班でスタート。オープン戦では5試合に登板し、無失点の好投を見せ、開幕一軍に名乗りを上げました。チームの守護神である増田達至の右肩の状態が懸念されたこともあり、青山は開幕戦でオリックス・バファローズに対してプロ初登板。1点リードの9回にマウンドに上がるも、同点ソロ本塁打を許しセーブ失敗。しかし、2日後には見事にプロ初セーブを記録しました。

シーズンを通じて39試合に登板し、0勝1敗1ホールド3セーブ、防御率2.96の成績を収め、ルーキーイヤーを非常に有意義なものとしました。また、同年の台湾ウインターリーグにも派遣され、その経験を通じてさらなる成長を遂げました。

2024年シーズンの春季キャンプはB班でのスタートとなり、イースタン・リーグ開幕戦で先発の役割を任され、6回1失点の結果を残しました。しかし、その後の登板では波があり、特に中盤の試合では失点が続きました。それでも7月にはオリックス戦で初勝利を挙げ、さらなる成長を確認させるパフォーマンスを見せました。

選手としての特徴

青山の投球スタイルの特徴は、鋭く落ちるスプリットです。その他にもスライダー、カットボール、カーブを使いこなし、亜大ツーシームもマスター。特に、その緩急をつける投球方法は、球質だけでなく戦略的にも工夫が感じられます。アマチュア時代には151km/hのストレートを記録するなど、持ち味を見せています。

詳細データ

• - 初登板: 2023年3月31日 対オリックス・バファローズ
• - 初セーブ: 2023年4月2日 対オリックス・バファローズ
• - 初奪三振: 2023年4月15日 対北海道日本ハムファイターズ
• - 初ホールド: 2023年6月7日 対中日ドラゴンズ
• - 初勝利・初完投・初完封: 2024年7月17日 対オリックス・バファローズ

若手選手の一人として今後の活躍が期待される青山美夏人。彼の躍進から目が離せません。

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