顔戸駅

顔戸駅

顔戸駅（ごうどえき）は、岐阜県可児郡御嵩町顔戸に位置する名古屋鉄道広見線の駅です。駅番号はHM08で、名鉄の全駅の中で最も北に位置しています。2017年現在、manacaなどのICカードは利用できません。

歴史

顔戸駅は、1928年（昭和3年）10月1日に東美鉄道の駅として開業しました。その後、1943年（昭和18年）3月1日に名古屋鉄道が東美鉄道を合併したことにより、名鉄の駅となりました。1952年（昭和27年）3月25日には無人化されています。

駅構造

駅構造は、2両分の長さの片面ホーム1面1線という簡素な作りです。ホームにはベンチ部分に屋根があるのみで、駅舎や改札口はありません。直接ホームに入る形となっており、駅の出口は御嵩寄り車両の最先端とホーム中央の2か所にあります。

ワンマン運転に対応するため、ホーム両端にはバックミラーが設置されています。かつては、4両編成の列車が停車する際にドアカットを行っていましたが、現在は2両編成での運行が基本となっています。2008年6月のダイヤ改正でワンマン運転が開始された際に、ホーム上に自動券売機が1台設置されました。故障時などに使用するインターホンは犬山駅に繋がっています。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は170人です。2013年度の1日平均乗降人員は184人で、名鉄全275駅中274位、広見線内11駅中11位でした。1992年度の1日平均乗降人員は257人で、名鉄全342駅中305位、広見線・八百津線16駅中13位でした。

名鉄の駅の中では、こどもの国駅に次いで利用者が少ない駅の一つです。


斜体の値は千人単位（千人未満四捨五入）

駅周辺

駅周辺には住宅が点在していますが、郵便局、金融機関、商業施設などは少ないです。

バス路線

御嵩町ふれあいバスの「名鉄顔戸駅」バス停がありますが、本数は限られています。かつては東濃鉄道の路線バスが国道21号線沿いに「顔戸」バス停を設けていました。

隣の駅

名古屋鉄道

広見線（新可児～御嵩）

明智駅（HM07） - 顔戸駅（HM08） - 御嵩口駅（HM09）

脚注

駅番号は名古屋鉄道の公式サイトを参照。
利用状況のデータは、各年度の統計資料に基づく。

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 顔戸駅 - 名古屋鉄道

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