香我美駅

香我美駅について

香我美駅（かがみえき）は、高知県香南市香我美町岸本に位置する土佐くろしお鉄道（TKT）のごめん・なはり線に属する駅です。駅番号はGN34で、地域の交通拠点として重要な役割を果たしています。

歴史の背景

香我美駅は2002年7月1日に開設されました。これは土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の一環であり、地域住民の移動を支えるために設立された駅です。当初は多くの列車が停車していましたが、2005年3月10日に実施されたダイヤ改正により、すべての快速列車が通過することとなり、現在は普通列車のみが停車します。

駅の構造

香我美駅は高架構造の単式ホームを有しており、ホームは南側に設置されています。この駅は無人駅であるため、駅員が常駐していない点が特徴です。乗客は改札口を通ることなく、直接ホームにアクセスできます。

駅周辺の環境

駅の北側には国道55号が走っており、その南側からは美しい太平洋を眺望することができます。また、駅から約3km離れた場所には香南市香我美庁舎（旧・香我美町役場）があり、地域の行政機関として重要な役割を担っています。

さらに、駅前には無人島長平（野村長平）像があります。この像は、無人島生活を生き抜いた地元の船乗りを称えるもので、観光スポットとしても注目されています。

バス路線と移動手段

香我美駅は周辺の交通機関とも連携していますが、特にバス路線が整備されており、地域住民や観光客にとって便利な移動手段となっています。

町のイメージキャラクター

香我美町のイメージキャラクターは「かがみ みかんちゃん」です。これは、町の特産物である山北みかんをモチーフにしたもので、駅のホーム入口付近にモニュメントが設置されています。地域のPR活動や観光促進に役立てられています。

その他の情報

香我美駅が設置されている場所は、1974年に廃止された土佐電気鉄道安芸線の跡地でもあります。この駅の仮称は当初「岸本駅」とされており、現在も隣接する駅であるあかおか駅および夜須駅との接続があります。以前は日中の快速列車も運行されていましたが、現在は普通列車のみが停車しています。

終わりに

香我美駅は地域の交通手段として利用され続けており、周辺環境とともに訪れる人々に親しまれています。高知県香南市を訪れる際には、ぜひ立ち寄りたいスポットです。

もう一度検索