鴻巣駅

鴻巣駅

鴻巣駅は、埼玉県鴻巣市本町一丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）高崎線の駅です。上野駅発着系統、湘南新宿ライン、上野東京ラインが乗り入れ、都心方面へのアクセスも便利な駅となっています。

歴史

鴻巣駅は、1883年（明治16年）7月28日に日本鉄道の駅として開業しました。開業当初から存在する駅の一つで、地域の発展とともに歩んできました。以下に主な歴史を記載します。

1883年（明治16年）7月28日：日本鉄道の駅として開業
1936年（昭和11年）：駅舎を改築
1946年（昭和21年）3月28日：昭和天皇の埼玉県行幸。
1979年（昭和54年）4月：駅の近代化として橋上駅化問題が浮上
1980年（昭和55年）8月21日：貨物の取扱いを廃止
1982年（昭和57年）6月：橋上駅完成
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱い廃止
1986年（昭和61年）3月17日：みどりの窓口営業開始
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる
1995年（平成7年）1月26日：自動改札機を設置
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」の利用が可能となる
2007年（平成19年）3月26日：エレベーターが使用開始。トイレも新タイプに取り替え
2007年（平成19年）10月22日：東口の新ロータリー使用開始
2007年（平成19年）10月27日：東口の再開発ビル「エルミこうのす」第1期が落成
2008年（平成20年）5月：「elumiこうのす」第2期が落成
2016年（平成28年）3月10日：早朝無人化

駅構造

鴻巣駅は、地上駅で橋上駅舎を有しています。ホームは2面3線で、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線から構成されています。3番線の西口側には側線があり、主に下り貨物列車の待避に使用されます。

みどりの窓口
指定席券売機
自動改札機

高崎支社所属熊谷統括センター管轄の管理駅として、北本駅、北鴻巣駅、吹上駅を管理しています。早朝は遠隔対応のため改札係員が不在となる時間帯があります。

のりば

1番線、2番線、3番線があり、湘南新宿ライン、上野東京ライン、特急「あかぎ」が停車します。

1番線：高崎方面
2番線：上下共用（主に待避、折り返しに使用）
3番線：上野・新宿・東京方面

2番線は、快速・特急列車の待ち合わせや、ダイヤが乱れた際の折り返し運転に使用されます。2025年3月15日以降は、当駅始発の「あかぎ」4号上野行き発車ホームとしても使用される予定です。

発車メロディ

鴻巣駅の発車メロディには、鴻巣市出身のシンガーソングライター・美根ゆり香さんの楽曲「HANDS-大きな手から小さな手へ-」が採用されています。

構内の店舗

NewDays
そば処　中山道（立ち食いそば・うどん）

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は17,406人です。近年は増加傾向にあります。

駅周辺

東口は、国道17号や旧中山道、鴻巣市役所、埼玉県警察運転免許センターがあり、人通りが多いエリアです。東口では再開発事業が進み、駅前は大きく変わりました。

勝願寺
埼玉県警察運転免許センター
鴻巣市役所
鴻巣市文化センター（クレアこうのす）
鴻巣市立鴻巣中央図書館
鴻巣本町郵便局
フラワーコミュニティ放送
埼玉りそな銀行鴻巣支店
大光銀行鴻巣支店
東和銀行鴻巣支店
群馬銀行鴻巣支店
武蔵野銀行鴻巣支店
埼玉縣信用金庫鴻巣支店
エルミこうのす

西口は、埼玉県立鴻巣高等学校やヤオコー鴻巣店、マツモトキヨシ鴻巣店、鴻巣大間郵便局があります。

バス路線

東松山駅、川越駅、加須駅へ接続する路線バスが運行されています。朝日バス、川越観光バス、東武バスが乗り入れており、免許センターを発着地とする路線が多いです。2014年11月4日より、一部路線は西口発着となりました。

鴻巣駅は、地域の交通拠点として、多くの人々に利用されています。再開発も進み、ますます発展が期待される駅です。

もう一度検索