齊藤洋介

齊藤洋介：5人制から3x3へ、進化を続けるバスケットボールプレイヤー

齊藤洋介（さいとう ようすけ、1985年5月19日生まれ）は、神奈川県出身の男子プロバスケットボール選手です。現在は、3人制バスケットボール（3x3）チームのUTSUNOMIYA BREX.EXEに所属し、卓越したスキルを発揮しています。5人制バスケットボール選手時代は、主にシューティングガードとして活躍していました。背番号は一貫して11番を付けています。

プロキャリアの始まり

秦野高校、国士舘大学を経て、齊藤選手はストリートボールリーグのLEGENDやSOMECITY、そしてクラブチームでその才能を磨きました。2010年には、TGI D-RISEに加入し、プロとしての第一歩を踏み出します。

bjリーグでの挑戦：信州ブレイブウォリアーズ

2011年、齊藤選手はbjリーグに新規参入した信州ブレイブウォリアーズにドラフト外で入団。信州では3シーズンに渡りプレーし、チームに貢献しました。そのプレースタイルと献身的な姿勢で、多くのファンを魅了しました。

横浜ビー・コルセアーズでのプレーと信州への復帰

2014-15シーズンには、横浜ビー・コルセアーズでプレー。その後、2015年7月に再び信州ブレイブウォリアーズに復帰し、更なる活躍を見せました。

5人制からの引退、そして3x3への転向

2017-18シーズンをもって5人制バスケットボール選手としてのキャリアに終止符を打ち、信州ブレイブウォリアーズのアンバサダー（PR大使）に就任。しかし、齊藤選手の挑戦は終わりませんでした。選手として3x3に転向し、BREX.EXE（現：UTSUNOMIYA BREX.EXE）に加入。新たな舞台でその才能を開花させます。

3x3での輝かしい実績

2021年には、3x3男子日本代表候補に選出されるという栄誉に輝きました。同年、UTSUNOMIYA BREX.EXEの一員として3x3.EXEプレミアのプレイオフを制覇し、自身もMVPを受賞。3x3選手としての地位を確立しました。

日本代表としての挑戦と苦難

2022年には、FIBAアジア3x3カップに出場する日本代表に選出されましたが、シンガポールへの渡航直前にコロナウイルス感染症の陽性反応が出てしまい、残念ながら出場を辞退せざるを得ませんでした。

プレースタイルと評価

齊藤洋介選手は、高いシュート力とボールハンドリング技術を兼ね備えたシューティングガードです。5人制バスケットボールで培った経験を活かし、3x3でもその能力を遺憾なく発揮しています。また、常に向上心を持ち、チームのために全力を尽くす姿勢は、チームメイトやファンから厚い信頼を得ています。

今後の活躍

齊藤洋介選手の今後の活躍に、大きな期待が寄せられています。3x3バスケットボール界での更なる飛躍、そして日本代表としての活躍を、多くのファンが心待ちにしています。

経歴

秦野高校
国士舘大学
LEGEND / SOMECITY 【勉族】
TGI D-RISE（2010年〜2011年）
信州ブレイブウォリアーズ（2011年〜2014年）
横浜ビー・コルセアーズ（2014年〜2015年）
信州ブレイブウォリアーズ（2015年〜2018年）
UTSUNOMIYA BREX.EXE（2018年〜）

主な成績

3x3.EXEプレミア プレイオフ優勝 (2021年)
3x3.EXEプレミア プレイオフMVP (2021年)

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