うちの嫁さんあっちむいてプイ!

『うちの嫁さんあっちむいてプイ!』

概要

1981年8月3日から9月14日まで、フジテレビ系列で放送された『うちの嫁さんあっちむいてプイ!』は、全6回のテレビドラマです。この作品は、東京都内に住む普通の一家を中心に展開される物語で、特に家族の絆や日常生活を描くことに焦点を当てています。放送時間は月曜の20:00から20:54でした。

物語は、あさみと商社に勤める夫の雄介、そして息子の純平という家族が描かれています。彼らの穏やかな生活に、姑の元子が突然訪れることで、さまざまなドラマが展開されます。元子は雄介の兄・忠男一家と同居していたが、忠男の転勤に伴い、あさみの家にやってきたのです。あさみ自身は、鎌倉にいる母と一緒に暮らすことを望んでいるものの、家族の人間関係が複雑化していきます。

この作品は、刑事ドラマや学園ものが主流だった1981年のテレビドラマ界において、久々のホームドラマとして新鮮な風をもたらしました。後に続く作品がこの枠で制作されるきっかけとなり、最終的には『おまかせください、オレの女房どの』に繋がりました。ちなみに、テレビ長崎ではこの番組の終了後、月曜20時枠を日本テレビの『ザ・トップテン』に切り替えました。

1年後の1982年8月2日には、続編として『うちの嫁さんどっちむいてプイ!』が放送され、家庭のドラマとして定着していくことになります。

出演者

本作には、以下のようなキャストが名を連ねています。主な登場人物として、矢代あさみ役には市毛良枝、矢代雄介（夫）役には前田吟、息子の矢代純平役には田中康憲が配役されています。また、矢代元子（雄介の母）を赤木春恵、和子（あさみの母）を加藤治子が演じています。それに加えて、あさみの父役には松村達雄、雄介の兄・矢代忠男役には柳生博、忠男の妻・矢代澄子役には佐藤オリエが務めました。さらに、元子の娘・幸子には吉行和子、喫茶店のマスター役の秋山俊吾にはみなみらんぼうが出演し、物語に色を添えています。

スタッフ

このドラマの脚本は岡田正代が担当し、監督は富本壮吉と山本邦彦が務めました。また、プロデューサーには柳田博美が名を連ねており、この作品の制作は大映テレビ株式会社とフジテレビが手がけました。

サブタイトル

本作はそのストーリーの中で様々なエピソードが展開され、家庭内の微妙な関係性や日常の出来事が描かれています。

関連項目

本作は1981年の日本のテレビドラマ史において重要な位置を占めており、フジテレビの月曜8時枠の連続ドラマとしても記憶されています。また、続編の『うちの嫁さんどっちむいてプイ!』とのつながりもあり、家庭ドラマの一つのスタイルを確立していく基盤となりました。

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