どんなもんだハウス!

どんなもんだハウス!

『どんなもんだハウス!』は、1987年4月から1988年3月まで、ラジオたんぱ（現・ラジオNIKKEI）第1放送で放送されていたラジオ番組です。月曜日から金曜日の17:00から18:00までの枠で、多くのリスナーに親しまれました。この番組は、過去の放送と異なる新しいアプローチを採用し、独自のオーディションではなく、既に広く知られている劇団や複数の俳優をパーソナリティに起用しました。

特に、前番組である『はしゃいで○○大放送（はしゃ○）』からの出演者、具体的には水島裕、冨永みーな、そして坂上忍の三人は、今まで異なる曜日で活動していたものの、火曜日の放送では一堂に会する形となりました。このスタイルには新たな人気を狙う意図があったとされています。

しかし、放送開始からわずか1年で番組は終了を迎えました。その一因としては、前番組からのリスナーが新しいスタイルに馴染めず、ついてこなかったことも指摘されています。このような事情から、後継番組である『満載ラジオ⑤⑤5!』では、再びオーディションを通じて選出されたパーソナリティが起用されることになりました。

パーソナリティのラインナップ

この番組の主要なパーソナリティは多岐にわたります。以下に曜日ごとにパーソナリティを一覧にしました：

• - 月曜日: 劇団夢の遊眠社から佐戸井けん太、円城寺あや、段田安則などが出演。
• - 火曜日: 水島裕、冨永みーな、坂上忍の3人が共演。
• - 水曜日: 渡辺信子、久本雅美、美加理が担当。
• - 木曜日: みうらじゅんが登場。
• - 金曜日: ラジオ花組から遠藤真希、渕崎ゆり子、磯川菜穂子のメンバーが活躍。

多様なパーソナリティの組み合わせは、リスナーに新しい体験を提供しようとする試みの一環でしたが、残念ながら期待する成果を得ることはできませんでした。放送は、東京本社の公開放送用スタジオである第0スタジオから生放送されており、そのスタジオの雰囲気もリスナーに伝えられていました。

最終的に『どんなもんだハウス』は短期間での幕引きとなりましたが、その挑戦的な姿勢や多様なキャストは、その後のラジオ番組制作に一つのトリガーを与えたことでしょう。

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