はらみつお

はらみつお：お笑い界の重鎮、その足跡

はらみつお（本名：長谷川光夫）は、1952年9月30日に広島県で生まれ、2007年3月13日にその生涯を閉じました。彼は、お笑い芸人として三木プロダクションに所属し、その独特なキャラクターと才能で多くのファンを魅了しました。

デブタレントの先駆け

はらみつおは、三波伸介やウガンダ・トラといった著名なデブタレントの先駆けとして、その名を轟かせました。彼の存在は、お笑い界における多様なキャラクターの可能性を広げたと言えるでしょう。

コントグループでの活躍

17歳でレオナルド熊に弟子入りした彼は、1971年に三木ヒロシと「コント笑企業」を結成し、左官屋コントなどで人気を博しました。しかし、1977年にコンビを解散。その後、レオナルド熊が経営する小料理店の板前として働くなど、芸人としての活動は一時中断しました。

その後、「コントスリーピース」に加入し、ポール牧門下に移ってホープとのコンビ「ホープ&ロッキー」として活動。さらにトリオ「コント一番星」を結成しますが、メンバーの脱退により「コント太平洋」に改名。一時期は田口れんじと「Wコミック」で活動するなど、様々なコントグループを渡り歩きました。

「東京バッテリー工場」での成功

中村有志らと結成した「東京バッテリー工場」は、『ザ・テレビ演芸』で2代目グランドチャンピオンに輝き、彼のキャリアにおける大きな転機となりました。この成功により、はらみつおは、お笑い界での確固たる地位を築きました。

後進の育成

「東京バッテリー工場」解散後は、「ホープ軍団」の重鎮として、また三木プロダクションが設立した「お笑いタレントスクール笑学校」（現在の「三木プロSHOWカレッジ」）の初代校長として、後進の育成に力を注ぎました。彼の教えを受けた卒業生には、クリニック高田、少年ゾンビ、ルサンチマンなどがいます。

多彩なメディア出演

はらみつおは、テレビ番組にも数多く出演しました。『おはようスタジオ』や『ザ・テレビ演芸』などのバラエティ番組のほか、ドラマにも出演。『ラスト・フレンド』、『ヨイショの男』、『神様、もう少しだけ』などの話題作にも登場しました。また、『天までとどけ』では、長年にわたり小倉武春役を演じ、お茶の間の人気を集めました。

その他の出演作品

十津川警部シリーズ
新・いのちの現場から2
3番テーブルの客
月曜ミステリー劇場「早乙女千春の添乗報告書14」

関連リンク

お笑いタレントスクール笑学校 公式ホームページ'>お笑いタレントスクール笑学校 公式ホームページ
三木プロSHOWカレッジ 公式ホームページ

はらみつおは、その多才な才能と温かい人柄で、多くの人々に愛されました。彼の残した功績は、今後も語り継がれることでしょう。

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