アイ・ウォント・イット・オール

アイ・ウォント・イット・オール (I Want It All)

「アイ・ウォント・イット・オール」は、イギリスのロックバンド、クイーンが1989年に発表した楽曲です。この曲は、アルバム『ザ・ミラクル』からの先行シングルとしてリリースされ、イギリスのチャートで3位を記録するなど、世界中でヒットしました。作曲はクイーンのメンバー全員によるもので、プロデュースはクイーンとデヴィッド・リチャーズが共同で担当しています。

楽曲の特徴

この楽曲のリードボーカルは、フレディ・マーキュリーが担当していますが、曲の中盤部分ではブライアン・メイがボーカルをとっています。力強いフレディの歌声と、ブライアンのギタープレイが印象的な、クイーンを代表するハードロックナンバーの一つです。この曲は、非常にエネルギッシュで、聴く人に強い印象を与えます。

バージョン

「アイ・ウォント・イット・オール」には、以下の3つのバージョンが存在します。

1. オリジナル・アルバム・バージョン: アルバム『ザ・ミラクル』に収録されているバージョン。
2. シングル・バージョン: シングルとしてリリースされた際のエディットバージョン。
3. プロモーションビデオ・バージョン: プロモーションビデオで使用されたバージョンで、シングルバージョンをさらに短く編集したバージョン。

プロモーションビデオ

この楽曲のプロモーションビデオは、クイーンのメンバーによる演奏シーンを中心に構成されています。メンバーがスーツ姿で、倉庫のようなステージでダイナミックに歌い演奏する様子が収められています。このプロモーションビデオは、DVD『グレイテスト・ビデオ・ヒッツ2』で視聴することができます。映像では、曲のエネルギーが最大限に引き出されており、視覚的にも非常に魅力的な作品です。

シングル収録曲

シングル「アイ・ウォント・イット・オール」には、以下の2曲が収録されています。

1. アイ・ウォント・イット・オール
2. ハング・オン・イン・ゼア

チャート成績

この楽曲は、イギリスのシングルチャートで3位を記録したほか、世界各国のチャートで上位にランクインしました。クイーンの代表曲の一つとして、今もなお多くのファンに愛されています。

参加ミュージシャン

フレディ・マーキュリー - リードボーカル、バッキングボーカル、シンセサイザー
ブライアン・メイ - リードボーカル、バッキングボーカル、エレクトリック・ギター
ジョン・ディーコン - ベースギター
ロジャー・テイラー - バッキングボーカル、ドラムス

外部リンク

Official YouTube videos : original music video, Queen + Paul Rodgers (live), Queen + Paul Rodgers - 'Hammer To Fall/ I Want It All' (Live In Ukraine), at Freddie Mercury Tribute Concert (with Roger Daltrey)
Lyrics at Queen official website (from Queen Rocks)

この楽曲は、クイーンの代表作として、現在でも多くの人々に愛され続けています。

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