アライアンス・フォーラム財団

一般財団法人アライアンス・フォーラム財団

一般財団法人アライアンス・フォーラム財団（Alliance Forum Foundation）は、「技術を使って世界を変える」をビジョンに掲げ、新たな基幹産業の創出、公益資本主義の議論と提唱、途上国支援などの活動を行うことを目的として設立された法人です。代表理事は、デフタ・パートナーズCEOの原丈人氏が務めています。

概要

同財団は、日本が次世代の基幹産業を担う技術の担い手として先進国の中で必要とされる存在となり、その技術をもって発展途上国の貧困問題解決のリーダーとなることを目指し、様々な活動を展開しています。現在、「人材育成部門」「公益資本主義部門」「途上国支援部門」の3つの部門を中心に活動しています。

創設と沿革

1985年にカリフォルニア州で設立された米国内国歳入法第501条C項3号に基づく公益法人格を持つ団体です。米国法人は非政府組織として国連経済社会理事会特別諮問資格を有するとされています。2001年にはワールド・アライアンス・フォーラムとIT淡路会議が開催され、2007年には東京オフィスが開設されました。その後、Alliance Forum development Programme (AFDP) の始動、Nutrition Project の始動、グローバル人材育成プロジェクトの始動などを経て、2011年にはバングラデシュオフィスとザンビアオフィスが開設されています。

主な事業

公益資本主義部門

短期的な株主利益を最優先するアメリカ型の企業経営や、国家資本主義の問題点を解決する新たな経営哲学として、「公益資本主義」の理論構築を目指しています。

途上国支援部門

新しいテクノロジーを活用し、発展途上国の貧困問題の解決に取り組んでいます。従来の物資提供型支援ではなく、途上国における経済的に自立可能な事業を民間で立ち上げ、貧困問題の根本的な解決を目指す日本発の新しい途上国支援のあり方を提案しています。

現在、以下のプロジェクトが進行中です。

bracNet プロジェクト: バングラデシュにおいて現地のNGO団体と協働で事業を立ち上げ、貧困問題の解決を目指すプロジェクトです。
マイクロファイナンス・プロジェクト: マイクロファイナンス分野の専門家を養成するため、マイクロファイナンス先進国であるバングラデシュのBRAC大学と共同でプロジェクトを実施しています。
スピルリナ・プロジェクト: 途上国における飢餓・栄養不良問題を、たんぱく質豊富な微細藻であるスピルリナを活用して解決するプロジェクトです。

所在地

米国オフィス: 111 Pine Street Suite 1410 San Francisco, CA 94111
東京オフィス: 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルディング15階

役員

理事

原丈人（代表理事）
鳥井信吾
三田村秀人
丹治幹雄
吉澤誠治

評議員

上村達男
岡素之
神永晉
加留部淳
熊平美⾹
原健⼈
降簱洋平
⼭⽥邦雄
吉村貴典

特別顧問

柳井俊二

監事

佐々木浩二
松田均

アライアンス・フォーラム財団は、技術革新と社会貢献を通じて、より良い世界の実現を目指しています。

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