アルカスSASEBO

アルカスSASEBO

アルカスSASEBOは、長崎県佐世保市三浦町に位置する多目的ホールです。この施設は、長崎県が設置する「県民文化ホール『シーサイドホール・アルカスさせぼ』」と、佐世保市が設置する「佐世保地域交流センター」の複合施設として機能しています。管理運営は、財団法人佐世保地域文化事業財団が指定管理者として担当しています。

沿革

アルカスSASEBOは、佐世保駅の高架化に伴う周辺の土地区画整理事業の重要な要素として建設されました。オープン翌年の2002年には、佐世保市市制100周年を記念する多くのイベントが開催され、地域の文化振興に大きく貢献しました。

2001年3月1日：オープン。
2001年3月6日：B'zが「LIVE-GYM 2001 "ELEVEN" -Preview-」を大ホールで開催。
2001年11月6日：宝塚歌劇団月組公演「大海賊 -復讐のカリブ海-|大海賊_-復讐のカリブ海-」「ジャズマニア」を大ホールで開催。
2002年4月1日：佐世保市市制100周年記念事業開幕式典を大ホールで開催（総合司会は早霧せいな）。
2002年11月17日：第22回全国豊かな海づくり大会式典を大ホールで開催。天皇・皇后が臨席。
2009年7月16日：第45回献血運動推進全国大会式典を大ホールで開催。皇太子が臨席。
2009年8月3日：B'zが「SHOWCASE 2009 -B'z In Your Town-」を大ホールで開催。
2011年6月11日-12日：福岡デザイン専門学校「学生作品展&進学相談会」をイベントホールで開催。
2011年6月26日：新日本フィルハーモニー交響楽団特別演奏会を大ホールで開催（指揮：ダニエル・ハーディング、チェロ：ウェン=シン・ヤン）。
2014年3月20日：斉藤和義が「LIVE TOUR 2013-2014 "斉藤&和義"」を大ホールで開催。
2016年2月11日：斉藤和義が「LIVE TOUR 2015-2016 "風の果てまで"」を大ホールで開催。
2016年3月10日-11日：「地方創生フォーラム in SASEBO」を大ホール（10日）、中ホール（11日）で開催（司会：川田裕美、プロデュース：菅賢治）。

施設概要

アルカスSASEBOは、多様なニーズに対応できる施設を備えています。

シーサイドホール・アルカスさせぼ

大ホール： 西九州地方最大級の規模を誇り、フルオーケストラの演奏にも対応可能なプロセニアム形式の多目的ホールです。2,000席の客席を有しています。
中ホール： 室内楽などの演奏を主な目的とした音楽専用ホールで、500席の客席があります。
イベントホール： 1階エントランスから直接アクセス可能で、床や椅子が可動式の多目的スペースです。舞台形式での利用時には350席を設けることができます。
リハーサル室： 大ホール舞台とほぼ同じ広さの床面積を持っています。

佐世保地域交流センター

会議室： 特別会議室と、大小3つの会議室があります。
茶室・和室： 日本文化に触れることができる空間です。
佐世保市男女共同参画センター「スピカ」： 男女共同参画を推進する拠点です。
交流スクエア： 1階エントランス奥に位置し、写真や絵画の展覧会などに利用されています。
レストラン すばる： 4階南側にある展望レストランです。
サザンクロス： 1階北側にあるカフェレストランです。

建築概要

敷地面積：10,453平方メートル
建築面積：6,986平方メートル
延床面積：22,582平方メートル
総事業費：約151億円

アクセス

JR・松浦鉄道佐世保駅から歩行者専用道路または国道35号を経由して徒歩3分。
西肥バス（させぼバスも含む）「戸尾町」バス停下車。
西九州自動車道佐世保みなとICから車で5分。

関連項目

プロセニアム型
プロセニアム・アーチ
長崎県立大学：同大学の入学式はアルカスSASEBOで行われます。

外部リンク

* 公式ウェブサイト

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