イオンモール富士宮

概要

イオンモール富士宮は、2001年の開業以来、富士地区（富士市・富士宮市）において最大規模を誇る商業施設です。中心市街地に位置する大型店として、地域経済の活性化に貢献しています。特に、富士地区では唯一となるシネマコンプレックスを導入したことや、度重なる増床によって、敷地面積・商業施設面積は60,000平方メートルを超えるまでになりました。

大規模小売店舗立地法に基づく届出時の店舗面積は、開業時で23,855平方メートルでしたが、その後の増床により36,362平方メートルに拡大しています。この土地は、もともとオーミケンシ富士宮工場の跡地であり、民間都市開発推進機構が買収後、オーミケンシが買い戻し、最終的にイオン株式会社が取得しました。土地の買収額は62億5,000万円、建物は24億円とされています。開発にあたっては、「開発整備促進区」が導入され、工業地域であった土地が、商業施設や道路、公園、公共空地が混在する複合的な商業拠点へと生まれ変わりました。

敷地内にはビオトープも造成されており、ショッピングセンターの寄付基金などによって管理されています。

沿革

2001年10月27日 - 「ジャスコ富士宮ショッピングセンター」として開業。
2007年3月 - イオン株式会社が建物と土地をオーミ・リアルエステート株式会社から取得。
2008年9月 - 立体駐車場が完成。
2009年3月 - 東棟（第II期工事）が完成し、新装開業。
2010年3月 - 西棟（増築棟）が開業。
2010年11月19日 - イオンシネマが開業。
2011年3月1日 - 核店舗のジャスコ富士宮店が「イオン富士宮店」に改称。
2011年11月21日 - 「イオンモール富士宮」に改称。

テナント

イオンスタイル富士宮を核店舗とし、ノジマやUNIQLOを準核店舗として、約105の専門店テナントが出店しています。テナントの詳細や営業時間、ATM設置金融機関については、公式サイトで確認できます。

イオンシネマ富士宮

3階に位置するイオンシネマ富士宮は、6スクリーン・909席を有するシネマコンプレックスです。富士・富士宮地区では唯一の映画館であり、1993年に閉館した「富士宮第一劇場」以来、17年ぶりに富士宮市に映画館が復活しました。イオンシネマズ株式会社が運営していた最後の劇場であり、当初から3D上映に対応していました。2013年7月1日に運営会社が合併し、現在はイオンエンターテイメント株式会社が運営しています。

各スクリーンの座席数

シネマ1：260席
シネマ2：119席
シネマ3：119席
シネマ4：119席
シネマ5：119席
シネマ6：173席

交通アクセス

イオンモール富士宮では、買い物金額に応じて宮バスや宮タクで使用できる乗車補助券が配布されています。

鉄道

JR身延線富士宮駅南口から徒歩3分

路線バス

山梨交通：イオンモール富士宮下車（蒲原病院・富士川駅方面から）
宮バス：宮1・宮2・宮4・宮5・宮13・宮14の各系統でイオンモール富士宮下車

自動車

東名高速道路富士IC、新東名高速道路新富士ICから西富士道路（国道139号）を経由し、静岡県道414号富士富士宮線へ。

周辺施設

（具体的な周辺施設についての記述は省略されています。）

関連項目

イオングループの商業ブランド
日本のショッピングセンター一覧

外部リンク

* イオンモール富士宮

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