イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア

プロフィール

イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニアは、1991年12月4日生まれのメキシコ人プロレスラー（ルチャドール）です。覆面レスラーとして活動しており、リングネームは「イホ・デル・ドクトル・ワグナー・ジュニア」も使用しています。レスリング一家に生まれ、父はドクトル・ワグナー・ジュニア（レイ・ワグナー）、母はロッシー・モレノ、弟はガレノ・デル・マルです。叔父にはシルバー・キングとエル・オリエンタル、叔母にはエステル・モレノ、シンティア・モレノ、アルダ・モレノがおり、祖父はドクトル・ワグナーという、プロレス界の名門一家に育ちました。

来歴

父であるドクトル・ワグナー・ジュニアの指導を受け、2009年12月にプロレスラーとしてデビューしました。若手時代から父とのタッグで活躍し、エル・イホ・デ・ドス・カラスとの二世タッグではUWEタッグ王座を獲得するなど、実績を積み重ねました。

2018年7月には、東京愚連隊興行に父と共に参戦し、初来日を果たしました。翌年2019年8月には、プロレスリング・ノアに初参戦し、「N-1 VICTORY」のBブロックにエントリー、杉浦軍に加盟しました。

2020年4月には、ノアのグローバル・タッグ・リーグ戦にレネ・デュプリとタッグを組み出場。Aブロックを勝ち抜き、4月17日の優勝決定戦で中嶋勝彦・潮崎豪組を破り、優勝を果たしました。外国人同士のタッグでの優勝は史上初の快挙でした。翌日4月18日には、GHCタッグ王座にデュプリとのタッグで挑戦し、王者である丸藤正道、望月成晃組をワグナーが必殺のムーンサルト・プレスで破り、GHCタッグ王座を奪取しました。

2024年2月4日、仙台大会では拳王を破り、メキシコ人として初、外国人選手としてはエディ・エドワーズ以来史上2人目となるGHCヘビー級王座を戴冠しました。

得意技

フィニッシュ・ホールド
スラム・ワグナー：相手をハーフネルソンで捉え、もう片腕を股下から掴み、持ち上げて回転しながらマットに叩きつける技。
ワグナー・ドライバー：みちのくドライバーIIと同型の技。
ムーンサルトプレス：コーナーポストから跳躍し、後方宙返りで相手にプレスする技。
打撃技
エルボー
エルボースマッシュ
バックハンドチョップ
チョップスマッシュ
クローズライン
ドロップキック
延髄斬り
スーパーキック
ラウンドハウスキック
ステップ式延髄斬り：相手の腹部を踏み台にして繰り出す延髄斬り。
投げ技
パワーボム
BTボム：両膝を着いて極めることが多い、雪崩式も使用。
タイガードライバー：BTボム同様両膝を着いて極めることが多い。
ドクターボム
ジャーマンスープレックス
ゴリー・スペシャル：仕掛けた後、コーナーポストにぶつける事もある。
スープレックス
スーパープレックス
ベリー・トゥー・バックスープレックス
スクープスラム
関節技、絞め技
リンギーナII（ワグナー・ストレッチ / ワグナー・ロック）：巻き込み式腕ひしぎ十字固め。
三角絞め
カンパーナ
ロメロ・スペシャル
飛び技
トペ・アトミコ
フォール技
ラ・マヒストラル
カサドーラ

タイトル歴

プロレスリング・ノア
GHCヘビー級王座（第44代）
GHCナショナル王座（第9代）
GHCタッグ王座（第53、59代） - with レネ・デュプリ
グローバル・タッグ・リーグ戦（2020年優勝） - with レネ・デュプリ
OILL（オーガニゼーション・インディペンデント・デ・ルチャリブレ）
トルネオ・デ・パレージャス・ジュニア・ビセンテナリオ（2010年優勝） - with エル・イホ・デ・エレア・パーク
UWE（ユニバーサル・レスリング・エンターテインメント）
UWEタッグ王座（防衛1度） - with エル・イホ・デ・ドス・カラス
XWW（エクストリーム・ウォリアーズ・レスリング）
XWWタッグ王座（防衛1度） - with エル・イホ・デル・メディコ・アセシノ

入場テーマ曲

Sucker For Pain（with Logic, Ty Dolla $ign & X Ambassadors） / リル・ウェイン, ウィズ・カリファ & イマジン・ドラゴンズ
LEGADO

外部リンク

プロレスリング・ノア公式サイト 選手紹介
* Wagner3G (@hijodewagner) - X（旧Twitter）

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