ウィリー・アンダーソン (アメリカンフットボール)

ウィリー・アンダーソンは、1975年7月11日生まれ、アラバマ州モービル出身の元アメリカンフットボール選手です。主にNFLのシンシナティ・ベンガルズで活躍し、その卓越した才能で4回もプロボウルに選出された名選手です。ポジションはオフェンシブタックル。

輝かしい経歴

オーバーン大学を経て、1996年のNFLドラフトでシンシナティ・ベンガルズから1巡目全体10位という高い評価で指名され入団。すぐにチームの主力として活躍しました。2003年から2006年まで4年連続でプロボウルに選ばれるという、輝かしい実績を残しています。2006年シーズン開幕前には、ベンガルズと5年3200万ドルという大型契約を結び、チームからの信頼の厚さを示しました。

しかし、2007年10月14日の試合で、116試合連続先発出場という記録が、ひざの怪我により途絶えてしまいます。2008年には、チームからペイカットを伴う契約見直しの提案を受けましたが、合意に至らず、8月30日に放出されました。

その後、2008年9月5日にボルチモア・レイブンズと3年1100万ドルの契約を締結。14試合に出場（うち11試合は先発）しましたが、2009年5月13日にレイブンズがドラフト1巡目でマイケル・オアーを指名したことを受け、彼はreserved-retired list入りとなりました。

ベンガルズ在籍中、チームのランニングバックは9回に渡り1100ヤード以上、6回に渡り1300ヤード以上を走破。これは、アンダーソンが強固なラインとして、ランニングバックを支えた証と言えるでしょう。

人物像

アンダーソンは、チャリティ活動にも熱心に取り組む人物としても知られています。その社会貢献活動が評価され、2004年にはウォルター・ペイトン賞にベンガルズからノミネートされました。

また、ジョージア州アトランタにファットバーガーの店舗を所有するなど、ビジネスの才能も持ち合わせています。

関連項目

コーリー・ディロン: 1997年から2003年までベンガルズに在籍。1997年から2002年まで1000ヤードラッシャーとして活躍し、2004年にはニューイングランド・ペイトリオッツに移籍し、1635ヤードを記録、第39回スーパーボウル制覇に貢献しました。
ルディ・ジョンソン: 2001年にベンガルズに入団。2003年に957ヤードを獲得し、2004年から2006年まで3年連続1000ヤードラッシャーとなりました。アンダーソンと同じく2007年までベンガルズに在籍しました。

外部リンク

通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference （英語）
ウィリー・アンダーソン - IMDb（英語）

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