ウルトラ情報局

概要

『ウルトラ情報局』は、CS衛星放送であるファミリー劇場にて2002年12月から2011年4月まで放送されていた、「ウルトラシリーズ」に関する情報番組です。この番組は、ウルトラシリーズの魅力を再発見するための内容が盛りだくさんでした。月ごとに収録された各号が、何度も再放送される形式で、ファンから支持を得ていました。さらに、ウルトラシリーズの新作放送直前には特別番組『ウルトラシリーズのすべて』が放送され、特に『ウルトラマンA』以降の主演俳優が出演し、話題を呼びました。

放送内容

『ウルトラ情報局』では、毎回異なるウルトラシリーズに関連するゲストが登場する「スペシャルインタビュー」コーナーが設けられました。これにより、視聴者はウルトラシリーズの裏話や制作秘話なども知ることができました。特に、ゲストの多様性が魅力で、ウルトラシリーズで活躍した俳優や監督、スタッフが多く参加したことが、番組の特色となっています。

ナビゲーター

番組のナビゲーターには、鈴木繭菓さん（『ウルトラマンコスモス』にモリモト・アヤノ隊員役で出演）と、主にナレーションを担当した真地勇志さんが起用されました。彼らは、視聴者にわかりやすく、楽しさを伝えながら進行役を務めました。

放送時間

放送は毎週土曜日の18：00から18：30まで、また日曜日の10：00から10：30までが通常スケジュールでした。初回は毎月の第3土曜日に放送され、週末には複数回放送されることが多かったため、視聴者が見逃せない構成となっていました。

登場したゲスト

ゲストには多くの著名な俳優や制作陣が参加しました。ウルトラQ編では佐原健二や桜井浩子が出演し、ウルトラマン編では黒部進（ハヤタ隊員役）や飯島敏宏（脚本・監督）が登場しました。続くウルトラセブン編では森次晃嗣（モロボシ・ダン隊員役）、帰ってきたウルトラマン編では団時朗（郷秀樹隊員役）が顔を見せました。その他にも、さまざまな作品から多くのスタッフやキャストが参加し、シリーズの魅力を伝えました。

制作と協力

『ウルトラ情報局』は、円谷プロダクションが制作し、ファミリー劇場や東北新社の協力を得て放送されました。スタッフには構成・演出の秋廣泰生、プロデューサーの青木幹広・福井顯・小山信行など、ウルトラシリーズに強い関わりを持つメンバーが揃いました。特に、制作協力が円谷エンタープライズによって行われたことも、大きなポイントです。

この番組は、多くのウルトラファンにとって貴重な情報源であり、ウルトラシリーズをより深く知るための一助となる存在でした。興味を引く内容や、懐かしいキャストの登場が多かったため、多くのファンに愛され続けました。

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