エドウィン・ウセタとは？意味をやさしく解説

エドウィン・ダニエル・ウセタは、1998年 1月9日生まれ、ドミニカ共和国サンティアゴ・ロドリゲス州出身のプロ野球選手（投手）です。右投右打で、現在はMLBのタンパベイ・レイズに所属しています。

プロ入りからドジャース時代

2016年7月にロサンゼルス・ドジャースと契約しプロ入りしました。プロデビューは傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグで、11試合に登板し、2勝1敗、防御率1.72という好成績を残しました。

2017年はルーキー級オグデン・ラプターズで14試合に先発し、2勝3敗、防御率6.59を記録しました。

2018年はA級グレートレイクス・ルーンズとA+級ランチョクカモンガ・クエークスの2チームでプレーし、合計25試合に先発登板、5勝6敗、防御率3.89、131奪三振を記録しました。

2019年はA+級ランチョクカモンガとAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、2チーム合計で26試合（先発24試合）に登板、11勝2敗、防御率2.77、141奪三振と、素晴らしい成績を残しました。

2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦での登板はありませんでした。しかし、オフにはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りを果たしました。

2021年4月29日にメジャー初昇格を果たし、翌30日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で先発としてメジャーデビューを飾りました。この試合では2回を2失点で敗戦投手となりました。この年、メジャーでは14試合（先発1試合）に登板し、0勝3敗、防御率6.64、25奪三振という成績でした。シーズン終了後の10月21日にはDFA（Designated for Assignment）となりました。

ダイヤモンドバックス時代

2021年10月27日にウェイバー公示を経てアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍しました。

2022年は10試合に登板し、防御率5.82、10奪三振を記録しました。

2023年1月5日にはエバン・ロンゴリアの加入によりDFAとなりました。

メッツ時代

2023年1月11日にウェイバー公示を経てデトロイト・タイガースへ移籍しましたが、3月30日にDFAとなり、4月2日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍しました。しかし、ここでも2日後の4月4日にDFAとなりました。その後、4月6日にウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツへ移籍しました。

メッツでは4月17日にメジャー昇格し1試合に登板しましたが、直後に左膝を痛めて故障者リスト入りし、6月9日には手術を受けています。マイナーでの実戦復帰後、8月16日にDFAとなりました。

カブス傘下時代

2023年8月18日にウェイバー公示を経てシカゴ・カブスへ移籍しました。移籍後は傘下のAAA級アイオワ・カブスへ配属され、8月25日にマイナー契約となりました。その後、9月12日に自由契約となりました。

レイズ時代

2023年12月10日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結びました。

2024年は傘下のAAA級ダーラム・ブルズで開幕を迎え、5月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りしました。

投球スタイル

ウセタは、シンカーとチェンジアップを駆使して緩急をつけた投球を見せます。

詳細情報

年度別投手成績

（2024年度シーズン終了時）

年度別守備成績