カイロ・
ケープタウン・ハイウェイは、アフリカ大陸の東側を南北に結ぶ、総延長10,228kmに及ぶ壮大な道路です。
トランス・アフリカ・ハイウェイの4号線に指定されており、エジプトの
カイロから南アフリカの
ケープタウンまで、以下の国々を経由します。
エジプト
スーダン
エチオピア
ケニア
タンザニア
ザンビア
ジンバブエ
ボツワナ
南アフリカ共和国
各国の経路詳細
エジプト
カイロを起点とし、
アスワンを経由して
スーダンとの国境にあるアルキン陸上港へと向かいます。
アスワンからナイル川東岸へはフェリーが利用されています。
ワジハルファ、ドンゴラを経由し、首都
ハルツームへと至ります。その後、ワドメダニ、ガダーレフを経由して
エチオピア国境へ向かいます。
メテマから
ゴンダール近郊のAzezo、ウォレタを経由し、首都
アディスアベバへと向かいます。その後、モジョ、アワッサを経由して
ケニア国境へと至ります。
モヤレからマルサビット、イシオロ、ナニュキを経由し、
ナイロビへと向かいます。その後、マヴォコを経由して
タンザニア国境へと至ります。
アルーシャ、ババティ、
ドドマ、イリンガを経由し、
ザンビア国境へと向かいます。
イソカ、ムピカ、セレンジェ、カピリムポシ、カブウェを経由し、首都
ルサカへと向かいます。その後、
カフエ、チカンカタを経由し、
ジンバブエ国境(ヴィクトリアフォールズ)へと至ります。
ヴィクトリアフォールズからブラワヨを経由し、
ボツワナ国境へと向かいます。
フランシスタウン、パラピエを経由し、首都
ハボローネへと向かいます。その後、ロバツェを経由して
南アフリカ共和国国境へと至ります。
マフィケング、ウォレントン、キンバリー、ビューフォートウエストを経由し、最終目的地の
ケープタウンへと到着します。
代替経路
ザンビアと
ジンバブエの国境付近では、複数の代替経路が存在します。
ザンベジ川の渡河地点が異なり、チルンド橋やモザンビークのテテ付近を経由するルートなどが存在します。
他の道路との接続
主要都市では、他の
トランス・アフリカ・ハイウェイとの接続があります。
カイロ:
カイロ・ダカール・ハイウェイ(TAH 1)
ワドメダニ~ウォレタ:ンジャメナ・ジブチ・ハイウェイ(TAH 6)と重複
ナイロビ:ラゴス・モンバサ・ハイウェイ(TAH 8)
カピリムポシ~チカンカタ:ベイラ・ロビト・ハイウェイ(TAH 9)と重複
ケープタウン:トリポリ・
ケープタウン・ハイウェイ(TAH 3)
カイロ・
ケープタウン・ハイウェイは、アフリカ大陸の多様な文化や自然に触れることができる、非常に魅力的なルートです。しかし、地域によっては治安や道路状況が良くない場所も存在するため、事前に十分な情報収集と準備を行うことが重要です。