富山地方鉄道富山軌道線(富山都心線)の
グランドプラザ前停留場は、
富山県富山市西町に位置する停留場です。停留場番号はC25。
富山市の中心部、
総曲輪エリアに近く、利便性の高い立地となっています。
停留場の概要と歴史
グランドプラザ前停留場は、
併用軌道上に設置された
地上駅で、単式ホーム1面1線の構造です。駅舎は上屋を持ち、
バリアフリーにも対応しており、快適な利用が可能です。
2009年12月23日に開業しました。停留場名は、近隣の
富山市が建設・保有する全天候型野外広場である
グランドプラザに由来しています。地名や通り名、公共施設の名称を考慮して命名された結果です。
環状線との乗換について
富山都心線と本線が合流する
西町停留場では、環状線電車の乗降ができません。そのため、以前は環状線電車から
南富山駅前駅方面への乗換えには、
グランドプラザ前停留場で一度下車し、
西町停留場まで徒歩で移動する必要がありました。しかし、
2013年に
中町(西町北)停留場が開業したことにより、環状線からの乗換は
中町(西町北)停留場で行われるようになり、乗換の利便性が向上しました。以前は
グランドプラザ前停留場で下車し、料金を支払って乗り継ぎ券を受け取り、
西町停留場まで徒歩で移動する必要があったことを考えると、大きな改善と言えるでしょう。
停留場周辺の環境
グランドプラザ前停留場は、
総曲輪フェリオの正面に位置しています。周辺には、商業施設やオフィスビル、住宅などが混在するエリアとなっています。停留場から徒歩圏内には、様々な商業施設や飲食店があり、買い物や食事にも便利な環境です。また、
富山市の中心部へのアクセスも良好です。
過去の路線と歴史的背景
現在の
グランドプラザ前停留場の前後には、
1973年3月まで支線が運行されていました。しかし、その当時は、現在地から約200メートル西側の越前町交差点付近にあった越前町駅と
西町停留場の間に駅は存在しませんでした。現在の停留場周辺の街並みは、軌道線の歴史と深く関わっており、その変化を物語っています。
隣の停留場
グランドプラザ前停留場の隣接する停留場は、
大手モール停留場(C24)と
中町(西町北)停留場(C09)です。これらの停留場間を結ぶ富山軌道線(富山都心線)は、
富山市内を走る重要な交通手段となっています。
まとめ
グランドプラザ前停留場は、
富山市の中心部における利便性の高い停留場です。
バリアフリー対応の設備や近隣の商業施設、そしてスムーズな乗換システムにより、多くの利用客に快適な移動を提供しています。また、その歴史的背景も踏まえ、
富山市における軌道線の役割を理解する上で重要な停留場となっています。