グリーンヒル寺田

グリーンヒル寺田について

グリーンヒル寺田は、東京都八王子市寺田町に位置する、日本住宅公団（現在の都市再生機構）によって建設された大規模団地です。1980年（昭和55年）に入居が開始され、総戸数は約1300戸に及びます。団地の敷地は緑豊かで、近隣には学校も多く、子育て世代の居住者が多いのが特徴です。

住居タイプ

団地内には、分譲住宅（約70平方メートル）と賃貸住宅（約50平方メートル）があります。これは、郊外の他の公団住宅と同様の構成です。

交通アクセス

最寄りの駅は京王線めじろ台駅です。駅からは京王電鉄バスを利用することになります。また、横浜線八王子みなみ野駅へも京王バスが運行していますが、めじろ台駅方面に比べると本数は限られています。

団地の敷地が広いため、バス停留所は「寺田東」「寺田センター」「グリーンヒル寺田」の3箇所に設置されています。

• - めじろ台駅まで：バスで約10分
• - 八王子みなみ野駅まで：バスで約12分

周辺施設

教育施設

団地内および周辺には以下の教育施設があります。

• - グリーンヒル幼稚園
• - 白百合保育園
• - 八王子市立緑が丘小学校

緑が丘小学校は、少子化に伴い、団地内にあった寺田小学校と稲荷山小学校を統合し、旧寺田小学校の敷地に2005年（平成17年）に開校しました。

また、団地住民からは中学校の建設要望があり、敷地も確保されていましたが、1996年（平成8年）にその敷地は「パークヒルズめじろ台」として公団により開発されました。

商業施設

団地の中心部には、寺田センターバス停前にグリーンヒル寺田商店街があります。かつては、銀行、電気店、パン屋、書店、クリーニング店、寿司屋など、生活に必要なものがすべて揃う活気のある商店街でしたが、以下の理由により、現在は多くの店舗が空き店舗となっています。

• - 商店街の構造が車道に面していないため、団地外からの利用者が少ない
• - 団地の少子高齢化
• - 住民の生活様式が自動車中心になり、近隣の大規模店舗を利用するようになった

商店街の核となるスーパーマーケットも、撤退と出店を繰り返しており、直近では2017年（平成29年）に撤退した店舗の後、2021年（令和3年）11月12日に新たなスーパーマーケットが出店しました。

商店街の活性化は、団地の重要な課題となっています。

現存する店舗

• - 八王子グリーンヒル寺田郵便局
• - 東和[[銀行]]昭島支店寺田出張所（ATMのみ）
• - 中山薬局
• - J Smile FOODS MARKET（スーパー）

かつて存在した店舗

• - 東和[[銀行]]八王子支店寺田出張所（有人店舗）
• - フレッシュマート紀ノ国屋
• - スーパークローバー
• - スーパーエイト
• - スーパーナカヤ
• - 東日本住宅グリーンヒル寺田営業所
• - 一生堂

生活施設

各ブロックごとに集会所が設置されています。

公園

団地内には、大小さまざまな児童公園がありますが、少子化の影響もあり、あまり利用されていないようです。

主な公園は以下の通りです。

• - 子の澤公園（寺田東バス停前）
• - ねの澤公園（寺田東バス停付近）
• - 稲荷山公園（グリーンヒル寺田バス停付近）

まとめ

グリーンヒル寺田は、緑豊かな環境と子育てに適した住環境が魅力の大規模団地です。交通アクセスも比較的良好ですが、商店街の活性化が課題となっています。今後の団地の発展が期待されます。

関連項目

• - 都市再生機構

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