ケニオン・マーティン・ジュニア

ケニオン・リー・マーティン・ジュニア：二世の道を切り開くNBAプレーヤー

ケニオン・リー・マーティン・ジュニア（Kenyon Lee Martin Jr.）は、2001年1月6日、カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれました。父は元NBA選手のケニオン・マーティンというバスケットボール一家に育ち、現在はユタ・ジャズに所属するプロバスケットボール選手として活躍しています。ポジションはスモールフォワード。

ハイスクール時代

高校時代は、スコッティ・ピッペン・ジュニアやカシアス・スタンリーといった才能ある選手たちとチームメイトでした。当初はヴァンダービルト大学への進学を予定していましたが、後に撤回。大学には進学せず、IMGアカデミーで1年間プレーした後、2020年のNBAドラフトにエントリーしました。

NBAキャリア

ヒューストン・ロケッツ

2020年のNBAドラフトで、全体52位でサクラメント・キングスから指名を受けた後、トレードで交渉権がヒューストン・ロケッツへ移動。2020年11月30日にロケッツと契約を結びました。

プロとしてのキャリアは、Gリーグのリオグランデバレー・バイパーズでスタート。2021年1月4日のオーランド・マジック戦でNBAデビューを果たしました。同年5月8日のユタ・ジャズ戦では、キャリアハイとなる27得点を記録し、そのポテンシャルの高さを示しました。

ロサンゼルス・クリッパーズ

2023年7月8日、大型の5チーム間トレードの一環として、ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍しました。

フィラデルフィア・76ers

しかし、クリッパーズでの在籍は短く、2023年11月1日には、ジェームズ・ハーデン、P・J・タッカー、そして複数のドラフト指名権との交換で、マーカス・モリス、ロバート・コビントン、ニコラ・バトゥームと共にフィラデルフィア・76ersへトレードされました。

ユタ・ジャズ

2024年2月6日、ドラフト2巡目指名権2つとのトレードでデトロイト・ピストンズへ放出。しかし、その後すぐに5チームが絡む大規模なトレードで、最終的にユタ・ジャズへ移籍することになりました。

プレースタイルと評価

ケニオン・マーティン・ジュニアは、運動能力が高く、アグレッシブなプレースタイルが特徴です。特に、得点能力に優れており、アウトサイドシュートの精度も向上しています。ディフェンス面でも献身的なプレーを見せ、チームに貢献しています。まだ若く、成長の余地も大きいことから、今後の活躍が期待される選手の一人です。

父であるケニオン・マーティンのように、NBAで長く活躍し、チームを勝利に導くことができるか、今後の彼の成長と活躍から目が離せません。

NBAレギュラーシーズン成績

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