コミュニティエフエム下関

COME ON! FM（カモンエフエム）

株式会社コミュニティエフエム下関が運営する、愛称「COME ON! FM」として親しまれているコミュニティ放送局です。山口県下関市の一部地域を放送対象地域とし、地域に根ざした情報発信を行っています。

概要

1998年に開局したCOME ON! FMは、山口県で2番目のコミュニティ放送局として誕生しました。愛称には、下関市と北九州市を隔てる関門海峡の「関門」にちなんだ意味が込められています。「All Listener. All Personality.」をモットーに、地域住民参加型の番組制作を特徴としています。

開局のきっかけは、1996年に下関21世紀協会が海峡メッセ下関の開業時に行ったミニFM放送でした。この成功を受け、市内の経営者を中心にコミュニティ放送開局の機運が高まり、1997年に設立準備委員会が発足。翌年、株式会社コミュニティエフエム下関が設立され、放送免許を取得しました。

可聴エリアは、下関市、北九州市門司区・小倉北区、山陽小野田市の一部地域で、約66万人の人口と27万世帯をカバーしています。本社・演奏所は下関港安岡線沿いに位置し、2015年にはサテライトスタジオ「あるかぽーとスタジオ」をオープン。一部番組はここから公開生放送されています。送信所は霊鷲山に設置されており、2015年には空中線電力を増力。華山には中継局が開局し、旧下関市域に加え、旧豊浦郡の一部地域でも聴取が可能となりました。ケーブルネット下関（J:COM下関）では76.8MHzで再送信されており、JCBAインターネットサイマルラジオによるインターネット配信も行っています。

過去には、安倍昭恵夫人が「DJアッキー」として東京発信の番組を担当していたことが話題となりました。安倍晋三氏の総理大臣就任時には、社長の冨永洋一氏がワイドショーなどのインタビューに応じ、全国ネットで報道される機会が多くありました。

下関市とは「災害時における放送要請に関する協定」を締結しており、災害時には緊急情報を放送する体制を整えています。定期的な訓練も実施され、地域防災に貢献しています。

沿革

1998年3月：放送局の予備免許取得
1998年6月：下関市と「災害時における放送要請に関する協定」を締結
1998年7月：放送局の免許取得、開局（76.4MHz）
2004年7月：FM AMERICAの配信終了
2004年8月：ミュージックバードの配信開始
2012年5月：JCBAインターネットサイマルラジオによるインターネット配信を開始、24時間放送を開始
* 2015年4月：送信所の空中線電力を増力、あるかぽーとスタジオを設置、華山中継局の免許取得

イメージキャラクター

カモンくん - 白い体にピンクの羽根を持つコウモリのキャラクターです。

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