サロン ド フルベール

株式会社サロン ド フルベールについて

株式会社サロン ド フルベール（英: SALON DE FLOUVEIL Corporation）は、大阪市西区に本社を置く企業で、訪問販売を専門に化粧品や医薬部外品、さらには健康食品を取り扱っています。1973年に創業され、かつては「双美人」をシンボルとして親しまれていました。この「双美人」のモデルは前田利為の先妻である漾子（なみこ）とのことです。現在の代表取締役社長は中山ユカリ（なかやま ゆかり）氏です。

企業はセルフ化粧品のメーカー「株式会社クラブコスメチックス」のグループ企業に属しており、様々な商品を提供しています。サロン ド フルベールは、創業当初からテレビ番組にスポンサーとして出資しており、その際は「フルベール化粧品」として放送されていましたが、最後の方では「化粧品」という言葉が省略されていました。スポンサー単独の提供名としては、「フルベール化粧品」や「美しさへのマイウェイ。フルベール化粧品」といったフレーズが使用されました。

2009年1月8日に「株式会社フルベール」から社名を変更して新たなスタートを切りましたが、2012年1月1日に親会社であるクラブコスメチックスと合併し、会社は解散しました。現在、皇立コスメチックスの一部門として「サロン ド フルベール事業部」として運営されています。

企業の歴史の中で、1983年には東京都渋谷区の青山通り沿いに地上9階建ての東京支社ビルを建設しました。このビルは地上5階建ての立体駐車場と一体構造のペンシルビルで、解散後も事業部が利用していましたが、時の流れとともに老朽化が進み、2023年7月から解体作業が始まっています。NHK総合テレビで2023年12月13日に放送された『解体キングダム』では、社名を伏せながらもその解体工事の様子が紹介され、2024年1月には解体が完了する予定であることも伝えられました。

主な株主

サロン ド フルベールの株主には、クラブコスメチックスと笹岡薬品が大株主として名を連ねています。また、大日本除虫菊や大日本住友製薬といった企業も株主として関与しています。これらは全て大阪市を拠点とする大手企業や中堅企業です。

関連会社

サロン ド フルベールの関連会社には、親会社であるクラブコスメチックスの他、マリークヮントコスメチックスジャパンや中山太陽堂興産が含まれます。

提供していた番組

過去には多くのテレビ番組のスポンサーを務めており、代表的なものには『必殺シリーズ』（朝日放送制作・テレビ朝日系列）、『クイズMr.ロンリー』（毎日放送制作・TBS系列）、『三枝の爆笑美女対談』（関西テレビ制作・フジテレビ系列）、『クイズ!早くイッてよ』（フジテレビ系列）、『NNNニュースダッシュ』（日本テレビ関東ローカルまたは関西ローカル）、『びっくり日本新記録』（読売テレビ制作・日本テレビ系列）、『おもしろサンデー』（読売テレビ・関西ローカル）、『月曜時代劇』（テレビ朝日系列）、『スーパーモーニング』（テレビ朝日系列）などがあります。

企業としての歴史や文化、関わったテレビ番組は、サロン ド フルベールの足跡を豊かにし、今もなお多くの人々に影響を与え続けています。

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