サンニチ印刷

サンニチ印刷について

サンニチ印刷は、山梨県を拠点とする山日YBSグループに属する印刷会社です。新聞印刷を主軸に、商業印刷や出版印刷など、多岐にわたる印刷業務を展開しています。近年では、デジタルマーケティングやWeb広告など、デジタル分野にも積極的に取り組んでいます。

沿革

サンニチ印刷の歴史は、1942年（昭和17年）に山梨日日新聞社の印刷部門が分離独立し、有限会社又新社として創業したことから始まります。その後、1961年（昭和36年）に株式会社化され、1967年（昭和42年）には現在の社名であるサンニチ印刷株式会社に改称しました。1982年（昭和57年）には、国母工場が竣工し、印刷体制を強化しました。

事業内容

サンニチ印刷の主な事業内容は以下の通りです。

新聞印刷: 山梨日日新聞をはじめとする新聞の印刷を手掛けています。
商業印刷: カタログ、ポスター、カレンダーなど、企業の販促活動に必要な印刷物を制作しています。
出版印刷: 月刊誌や書籍など、出版物の印刷も行っています。
その他印刷: 各種広告など、様々な印刷物の制作に対応しています。
デジタル分野: デジタルマーケティング、WEB広告、SNS運用、デジタルスタンプラリー、サイネージ、VRなど、デジタル技術を活用したサービスも提供しています。

本社・事業所

サンニチ印刷は、以下の場所に本社と事業所を構えています。

本社: 山梨県甲府市北口（山梨文化会館内）
本社工場（国母工場）: 山梨県甲府市宮原町
東京支社: 東京都渋谷区代々木
* 富士吉田営業所: 山梨県富士吉田市下吉田

事件・トラブル

過去には、以下のような事件・トラブルが発生しています。

2006年6月、山岳写真家である白籏史朗氏が、キープ協会が発行する2007年のカレンダー制作のために、同協会に写真フィルムを譲渡しました。しかし、その後、キープ協会がフィルムを紛失したことが発覚しました。2009年10月、キープ協会は白籏氏に対し、約3,000万円の損害賠償を支払うことで合意しましたが、同時に、制作を依頼したサンニチ印刷に預けた後に紛失したとして、サンニチ印刷にも賠償を求めています。

まとめ

サンニチ印刷は、山梨県を代表する印刷会社として、長年にわたり地域社会に貢献してきました。近年では、デジタル分野への進出も積極的に行い、時代の変化に対応したサービスを提供しています。今後も、印刷技術とデジタル技術を融合させ、新たな価値を創造していくことが期待されます。

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