『ザ・ベスト』は、
1986年12月16日にビクター音楽産業からリリースされた
小泉今日子の2作目となるベスト
アルバムです。この
アルバムは、彼女の代表的な楽曲を収めたもので、全16曲がシングルとしてリリースされた表題曲で構成されています。この作品は、彼女にとって特別なものであり、シングル表題曲のみで編成された
アルバムは本作が初めてとなります。
この
アルバムの収録曲には、1stシングル「
私の16才」から始まり、
オリコンチャートで1位を獲得した「渚のはいから人魚」まで、多彩な楽曲が揃っています。さらに、LP盤としてリリースされた本作は、
小泉今日子にとって唯一の2枚組ベスト
アルバムとなっています。また、CD版には歌詞ブックレットが付属しており、その最終ページにはオールナイトニッポンの特別クイズへの応募券が含まれています。
収録曲の紹介
RECORD 1
1.
私の16才
小泉今日子のデビューシングルで、元々は1979年に発売された森まどかの「ねぇ・ねぇ・ねぇ」をカバーしたものです。
2.
素敵なラブリーボーイ
2枚目のシングルで、1975年に発売された林寛子の同名曲をアレンジしたものです。
3.
ひとり街角
シングルとして初めて提供されたオリジナルの楽曲で、彼女の魅力を再確認させる一曲です。
4.
春風の誘惑
四番目のシングルで、春を感じさせる明るいメロディが印象的です。
5.
まっ赤な女の子
彼女の特徴的な歌声が光る5枚目のシングルです。
6.
半分少女
若さと初々しさを感じる6番目のシングルです。
7.
艶姿ナミダ娘
感情豊かな表現力が際立つ7枚目のシングルです。
8.
渚のはいから人魚
彼女のキャリアにおいて特に注目された楽曲で、初の
オリコンチャート1位を達成しました。
RECORD 2
9.
迷宮のアンドローラ
10枚目のシングルで、幻想的な雰囲気が漂います。
10.
ヤマトナデシコ七変化
11番目のシングルで、彼女の多彩な面を見せつけます。
11.
The Stardust Memory
13番目のシングルで、ノスタルジックなメロディが心に響きます。
12.
常夏娘
明るく元気なビートの14番目のシングルです。
13.
魔女
16枚目のシングルで、少し神秘的なテーマの曲です。
14.
なんてったってアイドル
17番目のシングルで、彼女のアイドルとしての魅力が詰まった一曲です。
15.
100%男女交際
18番目のシングルで、キャッチーなメロディが楽しいです。
16.
夜明けのMEW
彼女の19枚目のシングルで、しっとりとした歌声が聴けます。
『ザ・ベスト』は、
小泉今日子の音楽的な成長を象徴する作品であり、多くのファンに親しまれ続けています。彼女のキャリアを振り返る上で欠かせない
アルバムと言えるでしょう。