シム・ウンギョン

シム・ウンギョン

シム・ウンギョン（朝: 심 은경）は、1994年5月31日生まれの韓国の女優でありタレントです。彼女はソウル特別市で生まれ、身長は160.5cm、血液型はB型です。現在はユマニテに所属しており、国内外で活躍しています。

略歴

彼女はソウルオンブク小学校と淸潭中学校を卒業し、淸潭高等学校に入学後、2010年秋にアメリカに留学しました。2013年6月には、ニューヨークのプロフェッショナル・チルレッジ・スクールを卒業し、演技の基礎を学びます。

シム・ウンギョンは、2004年のドラマ『張吉山』で子役としてデビューしました。以降、幼少期の主人公役を多く演じ、『ファン・ジニ』ではファン・ジニの幼少期を演じたことで、その名が広まりました。彼女は2006年にはKBS演技大賞の青少年演技賞を受賞し、韓国の人気子役となりました。また、日本でもNHKの韓国ドラマシリーズに出演し、『春のワルツ』『太王四神記』『ファン・ジニ』などでその存在感を示しました。

2014年には、映画『怪しい彼女』で主演を果たし、860万人以上の観客を動員。この成功により、同映画は多くの賞を受賞し、特に第50回百想芸術大賞では最優秀主演女優賞を受賞しました。さらに、この作品は日本を含む計8言語でリメイクされるという、映画史上初の記録を樹立しました。

その後も、映画『少女は悪魔を待ちわびて』『サイコキネシス -念力-』『ときめき♡プリンセス婚活記』などに出演し、華々しいキャリアを築いていきます。2017年4月には、日本の芸能事務所ユマニテと契約を結び、より幅広い活動に乗り出しました。

2019年には、舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』で日本の舞台にも初出演を果たしました。さらに、日本アカデミー賞では優秀主演女優賞および最優秀主演女優賞を受賞し、特に最優秀賞の受賞者が外国人として初の記録を達成しました。

2020年には、tvNドラマ『マネーゲーム』に出演し、6年ぶりに韓国ドラマに復帰。その後、テレビ朝日系ドラマ『七人の秘書』にも出演し、韓国と日本の両方で活動を継続しています。2023年5月には、韓国の事務所PanPare Inc.と専属契約を結びました。

人物

シム・ウンギョンの趣味は歌で、特技はテコンドーです。彼女は中学生の頃から日本の映画監督である岩井俊二や是枝裕和の作品に影響を受けており、日本での仕事を望んでいました。アーティストとしての成長を重視していて、海外留学や新たな挑戦にも前向きです。また、元Apinkのソン・ナウンとは幼馴染であり、女優の松岡茉優とは同年代の友人です。

シム・ウンギョンはX JAPANやLUNA SEAの音楽に感銘を受けており、日本でのロックバンド活動が夢だと語っています。

出演作品

• - テレビドラマ:

- 『ファン・ジニ』
- 『春のワルツ』
- 『七人の秘書』

• - 映画:

- 『怪しい彼女』
- 『新聞記者』
- 『少女は悪魔を待ちわびて』

受賞歴

• - KBS演技大賞 青少年演技賞（2006年）
• - 百想芸術大賞 最優秀主演女優賞（2014年）
• - 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞（2020年）など、多数の賞を受賞しています。

シム・ウンギョンは韓国のエンターテイメント業界で確固たる地位を築いており、今後の活動も注目されています。

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