ジェイリン・デービス

ジェイリン・マリク・デービス（Jaylin Malik Davis, 1994年7月1日 - ）は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州グリーンズボロ出身のプロ野球選手（外野手）です。右投右打で、現在は北米独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのミルウォーキー・ミルクメンに所属しています。

プロ入りからメジャーデビューまで

2015年のMLBドラフトで、ミネソタ・ツインズから24巡目（全体710位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。当時はチームメイトだったジェフリー・スプリングスもドラフト指名を受けています。

2016年には、ルーキー級エリザベストン・ツインズでプロデビューを果たし、その後A級シーダーラピッズ・カーネルズでもプレーしました。この年、2球団合計で64試合に出場し、打率.255、16本塁打、41打点、5盗塁という成績を残しました。

2017年はA級シーダーラピッズとA+級フォートマイヤーズ・ミラクルでプレーし、合計125試合に出場。打率.253、15本塁打、66打点、10盗塁を記録しました。着実にステップアップを重ね、2018年にはA+級フォートマイヤーズとAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、打率.273、11本塁打、53打点、8盗塁をマーク。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、更なるスキルアップを目指しました。

2019年はAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズとAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、メジャー昇格を伺います。

ジャイアンツ、レッドソックスでの挑戦

2019年7月、サム・ダイソンとのトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍。傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツでプレー後、9月にはメジャー契約を結び、セントルイス・カージナルス戦でメジャーデビューを果たしました。この年は17試合に出場し、打率.167、1本塁打、3打点、1盗塁を記録しました。

2020年、2021年は出場機会こそ限られたものの、メジャーの舞台でプレー。しかし、2022年にはDFAとなり、ボストン・レッドソックスへ移籍。レッドソックスでもAAA級への降格を経験し、最終的にFAとなりました。

メッツ傘下と独立リーグでの再起

2023年にはニューヨーク・メッツとマイナー契約を結びましたが、AAA級シラキュース・メッツで自由契約となります。そして2024年、アメリカン・アソシエーションのミルウォーキー・ミルクメンと契約し、独立リーグで再起を目指しています。

プレースタイルと今後の展望

ジェイリン・デービスは、長打力と俊足を兼ね備えた外野手として評価されています。メジャーでの出場機会は限られていますが、マイナーリーグや独立リーグでの実績を積み重ね、再びメジャーの舞台へ返り咲くことを目指しています。今後の彼の活躍から目が離せません。


年度別打撃成績、年度別守備成績は省略（2022年度シーズン終了時、2021年度シーズン終了時）
背番号：49（2019年 - 2021年）、43（2022年）
* 脚注、関連項目、外部リンクは省略

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